電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

万年筆LIGHTIVEを水洗いし、カスタム・グランディ再登板

2023年08月23日 06時00分42秒 | 手帳文具書斎
パイロットの廉価万年筆 LIGHTIVE に容量の大きなインクコンバータ CON-70 を付けて、プラチナ古典ブルーブラック・インクで使っていましたが、どうもカクノほどではないけれど使うインクの量よりも蒸発するインクのほうが多い現状に疑問を感じ、またコンバータ CON-70 の棚吊り現象の頻発にも嫌気が差して、思い切って水洗いしてしまいました。




で、交代するのが同じパイロットのカスタム・グランディです。もう40年以上になる愛用の万年筆で、先年点検修理してもらってからずっと休ませていましたが、せっかく自分の書きグセに馴染んでいるのに使わないのはもったいないと思い、再登板させたものです。せっかくですので、インクはパーカーの Quink ブルーブラックとし、空きカートリッジにスポイトで充填してみました。このほうが、適合するインクコンバータ CON-50 よりも倍くらい多くインクが入るみたいで、より長く書き続けられるようです。




しばらくぶりの書き味ですが、長年使い慣れているだけに、たいへんスムーズです。早朝に桃の収穫をして午前中に選果・出荷、お昼寝をした後に冷房の効いた書斎で備忘録ノートによしなしごとを書きつくるはいとをかし、といったところです(^o^)/


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2 コメント

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グランディ今後も楽しみです (kimura@seminark)
2023-08-24 06:00:07
■ カスタム・グランディ復活に、こころなごみます。
■ ライティブからは製品的に50年半世紀近く遡りましたが、書き味は遜色がないどころか...ということですね!今後またお使いのようすを拝見できるのを楽しみにしております。
■ 「筆記体に向いているかも」とおっしゃるお手持ちのクラシックなペリカンにも、淡い期待を寄せています(機会があるようでしたら)。
■ 自分でメンテ+たまに専門家の手でメンテ を重ねつつ愛用を続ける道具のようすは、傍(はた)から見る身にも、実に気持ちがよいです。
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kimura@seminark さん、 (narkejp)
2023-08-24 08:35:33
コメントありがとうございます。一番使い慣れた万年筆がカスタム・グランディですので、安心感があります。今のところ、古典BBで細字の#3776ブルゴーニュが最も汎用性が高く、TWSBIのダイヤモンド580ALラヴァーが中字でロイヤルブルーと目立つので、備忘録ノートなど大量筆記用と主たる役割が固定化してきています。残念ながら私のペリカンはインク容量が小さすぎてTWSBIの前では小さくなっております(^o^)/
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