電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

自宅裏の果樹園でサクランボの剪定を開始する

2024年02月01日 06時00分40秒 | 週末農業・定年農業
一昨日に続き昨日も雲ひとつない晴天となりましたので、自宅裏のサクランボ果樹園の剪定作業を開始しました。ほとんど雪のない冬ですので、脚立を運ぶのも楽勝です。昨年1年間で伸びた枝を間引いて整理するだけでなく、全体的に光が充分に当たるように、冬場に見ればスカスカに感じる程度に剪定していきます。



例えばこの状態では、樹の中心部に向かって分れて伸びている枝がたくさんありますが、これはやがて重なり合い、光を遮るだけになってしまいます。樹の中心部の方向は明るく光が届くように分岐する枝をごく少なく、逆に主枝が伸びる方向には成長枝を確保しつつ、しっかりした花芽が多くついている短果枝は残すように剪定していきます。



ここまで剪定すると、まずまずかな。お天気がいいので、ラジオを聴きながらの作業も楽しくできます。1人だけの作業ですと、午前中に1本の半分くらいの進み具合です。脚立の上でバランスを維持するには、脚部の筋力はもちろんですが、けっこう腹筋と背筋を使います。作業の始まりの時期には、体を慣らす意味で適度に休みながらとは思っていますが、やっぱり1人で畑に出てしまうと3時間立ちっぱなしというのが起こってしまいます。この時期は、飽きたら中断、くたびれたら休憩、というのが大切なようです。



ところで、例年、1月末の今ごろの時期は、好天に恵まれるような印象があります。晴天で積雪の表面が融ける→放射冷却で夜は氷点下に下がる→表面が凍った「かた雪」となり子どもが上がっても沈まない雪面になる→小学校まで道路を通らず田んぼの中をまっすぐ突っ切って登校できた記憶があります。あれはこの時期だったのではなかろうか。そして「節分寒波」と呼ばれる2月の寒波が来ていたような気がしますが、寒暖の波を何度か繰り返しながら、間違いなく春がやってくるのでした。今回の寒波はこの節分寒波に相当するのでしょうか、地震の被災地の方々にはまだまだ辛い冬でしょうが、少しずつ昼は長く夜は短くなっていますので、なんとか乗り切っていただきたいものだと願っています。


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