電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

農協のシステム改編により購買代金請求書の項目が「読めない」事態に

2023年11月28日 06時00分19秒 | 週末農業・定年農業
当地の農協のシステム改編にともない、10月から様々な伝票の様式が変わりました。先年、複数の地区農協が合併統合していますので、各支店の帳票類が統合改編されるのは理解できるのですが、それにしても文字が小さすぎて、購入した品名が虫眼鏡なしにはとても読めないのです。

旧請求書の品名:10.5ポイント(約5mm角)
新請求書の品名: 7 ポイント(約2.3mm角)

おそらくは仕様書に基づいてどこかの業者に発注しているのだろうと思いますが、仕様を決める際に、1ページあたりの品目数を枠決めして、その寸法に入るように業者側が文字のポイントを設定したのだろうと思います。しかし、これは間違いだろう。

旧請求書の品目数:18、セルの高さ:8mm、セル幅:55mm
新請求書の品目数:19、セルの高さ:8mm、セル幅:45mm

このように、消費税の区分(8%対象と10%対象)など記載行数が増えているのに品目数も増やしていて、なおかつセル幅も狭めている。文字のポイント数を小さくとったのは、おそらくそのあたりが原因なのでしょう。これは、増えた項目である取扱支店名を略号にするなどの対応をとれば、従来の幅を確保できたはずです。

もしかしたら、「求められた仕様書通りに作りました、文句あるか」という専門業者に対し、注文主側が文句をつけられない状態になってしまったのでしょうか。せめて仕様書の方で「従来の帳票と同程度の視認性を確保すること」くらいの項目を入れていれば、こんな事態にはならなかったでしょうに。

一応、農協の支店の窓口に改善をお願いしたい旨を申し入れましたが、果たして担当部署まで届くかどうか。それ以前に、決済責任者がこの文字の大きさでよく認めたものだと不思議です。もしかしたら、自分はシステム系は苦手だからと若い人に丸投げした? なんだかその辺が真相のような気がしないでもない(^o^;)>poripori



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2 コメント

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ペーパーレス促進のためか? (しろまめ)
2023-11-29 11:45:35
若い頃は気になりませんでしたが、最近はこういう不親切な書類に過敏です。

記載内容が増えたので、行を詰めたりポイントを縮小してギチギチに詰めたんでしょうねえ。
「記載しなきゃいけないんだから、仕方ないだろう?」みたいなところもあるかもしれませんが。

決済者はよく確認もせずにハンコを押すだけ(俗にいうなんとか判)なので、このフォーマットでもOKしたのかな?

こういう風に紙に印刷するには限界があるんだよ、ということが増えるとオンライン決済を促進するのかもしれませんね。
老眼の方はいくらでも拡大して見てください、みたいな。
しろまめ さん、 (narkejp)
2023-11-29 12:02:19
コメントありがとうございます。まあねえ、一般の企業や役所とは違って、高齢世代が大部分な農協の書類が「読めない」のはどうなんでしょうね。バーコードでやっているんだから間違いはありません、書類は読めなくても問題はありません、私たちの仕事を信用してください、ということなのかもしれませんが、それって、農協組合員を愚民視していることにならない? 確定申告で細かくチェックしている努力を否定することにならない? 元勤め人の前期高齢者専業農家は、いろいろ考えるところがあります。

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