電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

サトイモの収穫を少しずつ進める

2022年10月28日 06時00分32秒 | 週末農業・定年農業
秋も深まり、霜注意報が出るようになりましたので、サトイモの収穫が待ったなしです。「里芋は霜が降りる前に収穫すべし」とは老母の教えです。ところが、なんだかんだと野暮用が重なり、まとまった時間にサトイモの収穫をすることができません。例年ですと、妻と二人で半分の時間、およそ半日で終えることができるのですが、今年は妻の膝の具合が悪いので私一人で収穫しなければなりません。疲労を考えれば、例年の倍以上の時間がかかります。これまで、ちょっとした時間の合間をみて収穫作業に取り組み、2畝あるうちの半分、1畝(15株)を2回に分けて掘り出しました。写真は2回目に掘り上げたときのもので、9株分です。

今年は、植えた後に草取りなどの管理が充分にできませんでしたが、植え付ける以前の元肥として牛糞堆肥をしっかり与えたのと、遅ればせながら追肥と土寄せをやりましたので、生育の状況はまずまずのようです。



これで1株分ですが、ごらんのようにかなり大きなイモが育っています。葉の茂り具合が良好だと大きなイモができるのかと思っていたら、案外そうでもないようで、葉は大きく育っているけれど小さなイモがたくさんついているケースもあり、葉は貧弱だけれど芋の数は少なく大きさが大きいというケースもあるようです。サクランボや桃などの果樹と違って、このあたりの傾向の掴み方はまだまだ経験不足のようです。品種は「土だれ」というもので、当地の芋煮会では一番ポピュラーなサトイモです。とろりとした粘りがあるのが特色で、牛肉との相性も抜群です。



クワでサトイモを掘り起こしていたら、野ネズミの巣にあたったらしく、目が開いたばかりのような子ネズミが数匹、チョロチョロと逃げ出してきました。可愛そうですが、来年にはこれが全部ねずみ算式に増えることを考えるとそんなことも言っておられず、即決でギロチンの刑に。アホ猫が元気だったらさぞや狂喜乱舞したことだろうと思いますが、人間様だってもともと「従属栄養生物」なのですから、悪く思わんといて(^o^)/

この日は、用事があってコンテナに3分の1くらいで撤退し自宅に戻って、収穫したイモを作業小屋の入り口の風通しの良いところに並べて乾かしました。乾いたら作業小屋に収納し、必要に応じて持ち出して消費していきます。



うーん、このでかいサトイモを見ていると、無性に芋煮が食べたくなります(^o^)/


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