電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

プラチナ社のクラシックインク「カシスブラック」が届く

2020年10月02日 06時01分59秒 | 手帳文具書斎
以前に注文していた文具店から、プラチナ社のクラシックインク「カシスブラック」が届きましたと連絡があり、喜び勇んで受け取ってきました。このインクは、はじめは赤いカシス色ですが、次第に酸化されて赤黒く変化するというものです。先に入手している「カーキブラック」の茶色に味をしめて、こんどは赤系統の色を入手したものです。






使用する万年筆は、カシスブラック用に赤のプレッピー(中字:0.5mm)を選び、空のカートリッジに百均のシリンジでインクを補充、しばらく静置してインクが浸透するのを待ち、それから試し書き。書いた直後は、意外にも透明で鮮やかな赤です。もっと透明度が低いのかなと思っていましたが、予想外でした。その後、しだいに青みというか、暗い赤紫色に変化してきます。カシスブラックとはいうものの、それほど黒くなるわけではありません。むしろ、暗赤色といったほうが近いのかも。中字よりも太字のほうが似合うかもしれません。



上の方が比較対照のための例で、ミクサブルインクのサンプル、Gold Ochre です。ゴールド・オーカーと読むのでしょうか、こちらも落ち着いた良い色で、お気に入りですが、もうすぐなくなってしまうのが残念。それに対して、カシスブラックは黒ずみはより少なめに感じますが、夜の蛍光灯照明下ではほんとの色とは言えず、もう少し明るい日中に撮影してみる必要があるようです。


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