電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

コクヨの「ジブン手帳」はバインダーのないシステム手帳の役割?

2020年10月28日 06時01分12秒 | 手帳文具書斎
来年の手帳・ダイアリーをどうするか検討する際に、過日、出かけた書店にたくさん置いてあった「ジブン手帳2021」の紹介パンフレットをもらってきました。「ほぼ日」手帳のような1日1頁方式は私のスタイルに合わないことは確認済み(*1)ですが、では最近だいぶ人気らしい「ジブン手帳」はどうかという、まことに興味本位の気まぐれです。

パンフレットはほぼ実物大のようで、厚さだけが違うみたいです。まず大きさを実感します。A5スリムというのでしょうか、手帳にしてはけっこう大きいです。横幅と厚みのある「Ca.Crea」みたいな大きさです。

手帳の中身は「ダイアリー」「ライフ」「アイデア」の三分冊になっていて、ダイアリーはバーチカルタイプを中心とし、働き盛りの多忙な世代の要求に応えたもののようです。「ライフ」は年を越して蓄積しておきたい情報を記録するものらしく、例として挙げられているのは「人生でやりたい百のリスト」とか「記念日リスト」「パスワードヒントリスト」などです。うーむ、私がシステム手帳のリフィルに1989年から記録している読書記録なんていう内容はあるのかなあ。あったとしても、30年以上継続して記録し続けることはできるのか。「アイデア」は方眼罫のページに様々なアイデア、思いつきを書き込む形らしく、使い終えたらどんどん補充交換していく使い方みたいです。

なるほど、よく考えられています。確かにシステム手帳のバインダー金具は邪魔っけです。これをなくしたらどうだろうと考えた場合の解の一つなのかも。バインダー金具をなくせばリフィル形式である必要はなく、冊子形式にして機能別に三つに区分し、継続使用するものと年単位で更新していくもの、そのつど補充交換していくものとを、別々に冊子にすればいい、ということなのでしょう。



大きすぎ、重すぎるからということでシステム手帳から閉じ手帳に戻った私の場合、ダイアリーの大型化は避けたいところです。「ライフ」の機能面は評価するけれど、今までの読書記録リフル46枚の蓄積は大きいですし、「アイデア」相当の内容はA5判ツバメノート(100枚200ページ)等のノートを年に三冊も使うほどのペースですから、A5スリムサイズの「アイデア」ノートではおそらく対応できそうにない。うーむ、魅力的な手帳ではあるけれど、残念ながら私のスタイルには合わないようです。結局は小型の綴じ手帳+A5判備忘録ノートの組み合わせかなあ。

(*1):「ほぼ日手帳」のような1日1頁方式を選べない理由〜「電網郊外散歩道」2015年10月

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