電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

雨が近い予報なので果樹園の肥料散布をする

2010年10月04日 05時43分17秒 | 週末農業・定年農業
山形交響楽団のモーツァルト定期を楽しんだ翌日の日曜日は、よく晴れて絶好の農作業日和でした。週間天気予報では、雨も近いとのことですので、果樹園農業最後の作業として、肥料散布を行いました。窒素、リン、カリに加えて、苦土とホウ素が含まれているという肥料です。これを、背中に背負うタイプの赤い散布機に移し替え、サクランボの樹の根回りにまんべんなく散布します。収穫後の7月と、落葉前の10月初旬の2回、肥料を与えます。来年も良いサクランボが実りますように。

作業の中休みに、リンゴの皮をむいて食べました。亡父がやっていた頃は、みずみずしいリンゴがたくさん実ったものですが、勤め人の週末農業では、リンゴまではとても手が回りません。消毒もせずほったらかしですので、虫食いだらけです。でも、中には偶然に虫もつかない実があり、表面がつるっときれいなものを選んで食べると、けっこうおいしく食べられます。時期がきたら、ちゃんと剪定もし、摘果も消毒もして、おいしいリンゴを収穫してみたいものです。

さて、肥料散布はもう一ヶ所、自宅裏の園地にも実施する必要があります。こちらはまた次の機会になるかな。老母は、女学校の同級生たちとお泊まりだそうで、いそいそと温泉に出かけました。80歳を越えてかくしゃくとしている人は少ないのかもしれません。毎日、趣味の畑仕事を楽しんでいるのが、健康の秘訣なのでしょう。規則的な生活、適度な運動、確かに健康的です。写真は、生垣の手前に老母が植えた曼珠沙華です。その奥には、ムスカリの紫の花が見えます。


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