電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

N響アワーでシューマン特集の2回めを観る

2010年10月25日 06時05分40秒 | クラシック音楽
日曜の夜、例によってN響アワーを観ました。わざわざ泊まりがけで東京まで出向き、咳が出るのを我慢する必要もなければ、嗜好品に属する液体を手にしながらでも大丈夫で、実にありがたい時間です(^o^)/

ゲストは、『シューマンの指』というミステリーの作者、奥泉光さん。1956年、山形県の生まれだそうで、どこかにご縁があるものですなぁ(^o^)/

演奏曲目は、

1.「序曲、スケルツォとフィナーレ」から「序曲」、ネヴィル・マリナー指揮、NHK交響楽団
2.「ピアノ協奏曲 イ短調 作品54」、アンティ・シーララ(Pf)、ネヴィル・マリナー指揮、NHK交響楽団、
3.「交響曲第3番 作品97“ライン”から 第5楽章」ネヴィル・マリナー指揮、NHK交響楽団

というものでした。

シューマンの協奏曲は、マリナーの指示なのでしょうか、比較的ゆったりしたテンポで始まります。アンティ・シーララ(*)というピアニストは、お初にお目にかかりますが、若い人みたいですね。
ネヴィル・マリナーは、以前の颯爽とした指揮ぶりの記憶とくらべると、見た目はほんとに年を取りました。もっとも、私も孫が二人もいる年齢になっているのですから、当然といえば当然なのですが(^o^;)>poripori

蝶ネクタイを付けたゲストの奥泉光さん、シューマンの音楽の魅力を語るとき、実に雄弁、熱弁。「詩人の恋」のピアノは語り手的、などと話すときの手のアクションも大きくて、いかにもテレビ的。これは、『シューマンの指』というミステリーを読んでみたいものです。さっそく探してみなければ。

(*):アンティ・シーララのプロフィール
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