厳選!ビジネス書 今年の200冊

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2025年15冊目 『老後ひとり難民』は、おひとりさまの末路は厳しい

2024-08-27 15:36:02 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

老後に頼れる人がおらず、ひとりになれば、「おひとりさま」というポジティブな呼び方とはかけ離れた、厳しい現実と向き合うことを余儀なくされます。

本書では、この厳しい現実に向き合うであろう高齢者を「老後ひとり難民」と呼び、これから「老後ひとり難民」の方たちに起きるであろう様々な問題を解説し、トラブルをできるだけ回避する方法を探ります。

 

すでにこの問題に直面しかかっている人

これから直面するかもしれない人

「老後ひとり難民」になりそうな親族を持つ人

 

まず「どんなことが起きうるか」を理解したうえで、最新の情報をもとに現状で取り得る対策を考えましょう。

 

【my pick-up】

◎1社にすべてを任せず、リスクを分散する

たとえば死後事務については、行政書士や司法書士、弁護士などに依頼して「死後事務委任契約」を結んでおくことが可能です。ただしこの場合、自分が亡くなったときに死後事務を引き受けた人にスムーズに連絡がいくよう準備しておく必要があります。死亡届を出してくれる人がいない場合は、死後事務委任契約を結んだ弁護士等が死亡届の届出人になれるよう、任意後見契約を結んでおくことにもなるでしょう。

また、「身元保証等高齢者サポート事業者」に身元保証と事後事務を依頼する場合、おおむね200~300万円程度はかかるものと考えておいたほうがいいと思います。

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2025年14冊目 『ごきげんになる技術』は、感情に振り回されないメンタルを手に入れる

2024-08-27 15:19:57 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

テレビプロデューサーの佐久間宜行さんが、「メンタルが安定していて、ブレない軸がある」状態であるごきげんを保つ方法を語ります。

 

・自分の中にあるネガティブな感情や思考に気づいたら、蓋をするのではなく、心の声に耳を傾けて闇落ちする前にケアをすること。

・内省と正しい対応を繰り返すこと。

 

感情に振り回されないメンタルを手に入れることで自分らしく生き、キャリアも人間関係も好転に向かうでしょう。

 

【my pick-up】

◎ジャッジするエネルギーは自分のためだけに使う

批判グセのある人へのアドバイスは、「ジャッジは自分のために有意義に使うと決めよう」ということ。優先度の低い物事に意識や余計な感情を使い過ぎないことです。メンタルを整えるためには、批判に時間を割くより、自分がやりたいことや興味があることにエネルギーを注ぐことのほうが大事。他人のことはどうでも良くなるくらい没入できることを見つけられたら、一人バトルは自然と終わるし、気持ちのアップダウンも減って、人生が豊かになると思います。

◎「初めての○○」を意図的に作る

仕事でも、同じ職場に在籍している期間が長いと、だいたいは高慢になってしまう。馴れ合いも出てくるし、妥協だってしがち。結果、惰性で仕事していた、なんてことにもなりかねません。会社の部署異動も、たとえ心から望んだものではなかったとしても、自分を新しい環境に置くという点では、きっとポジティブな作用があると思います。あるいは、同じ部署内でもいつもは別の人がやっている雑用や作業を、あえて自分がやってみる。そうすると、自分と他の人との仕事の進め方の違いが見えてくることもあるでしょう。

◎「フレンドリードライ」な距離感を保つ

仕事で関わる人たちは、仲が悪いわけでは全くないし、信頼もしているけれど、友人ではなく「仕事仲間」なんだと、いい意味で割り切るようにしました。冷たく聞こえるけど、そうではなくて、友達ではないと意識することで礼儀を持って適度な距離で接し、なあなあの関係にならないということ。節度を保った仕事仲間だからこそ、無下にすることなく敬意を払えるし、横柄な態度になることもない。場合によってはメンタルが揺さぶられ、仕事のパフォーマンスを落としかねない人間関係上のストレスを、あえて距離を保つことでできるだけ減らすことにしたのです。

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2025年13冊目 『名著から導くお金が増える最強のルール』は、「本業をしながら副業する」という選択肢が一番

2024-08-16 12:35:16 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

著者がこれまで200冊以上のお金の本を読んだ知識と、経営者としてビジネスをしてお金を稼いでいる経験から、「お金持ちだけが、内緒でやっているルール」についてまとめています。

お金を増やす、稼ぐ方法が分かりやすく理解できます。

 

お金がすべてではありませんが、お金の悩みがなくなるだけで、人生9割豊かになるのは事実でしょう。

この本では「本業をしながら副業する」という選択肢が一番だと言います。

 

【my pick-up】

◎『金持ち父さん貧乏父さん』(ロバート・キヨサキ 筑摩書房)

・人は深く考えず、とにかく働く

・お金のために働くのではなく、お金が自分のために働くようにする

・お金を働かせる具体的な方法の一つが資産運用(投資)

・持ち家は負債。ローンを組むということは、本来資産運用で増やせたお金を失うこと

・お金の知識を得ることが他人と差をつけるチャンス

◎早起きすれば副業はできる

早朝は脳もすっきりしていて、誰にも邪魔されないので副業がはかどります。いつもより1時間早く寝て、1時間早く起きる。それだけで副業する時間が生まれるはずです。私も会社員をやりながら、副業としてYouTubeチャネル『学識サロン』を始めていますが、毎朝2時間早く起きて本を読み、動画を作ってきたことで今に至ります。朝を制するのは本当に大切です。

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2025年12冊目 『テクノロジー脳のつくりかた』は、文系でも必要な理系的思考を身につける

2024-08-16 12:28:54 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

誰もが必要な理系的思考(論理的、批判的、数値的な思考)を「テクノロジー脳」を名づけ、それを身につけることを目指します。

 

今や文系でも、プログラミングやデータ分析を行い、生成系AIを使う時代です。

つまり従来言われていた理系脳が、誰でも必要になるということですね。

 

テクノロジー脳が実装されると、テクノロジーを自分なりに理解できるようになって、自分なりに未来を予想できるようになります。

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2025年11冊目 『メンターになる人、老害になる人。』は、メンターから老害への転落を回避する方法

2024-08-16 12:18:35 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

カリスマ社長や政治家、教育者など、尊敬されるべき実績や経歴がある人ほど「あれ?いつの間に・・・」と、本人も周囲も気づかないうちに「ハードな老害」へと転じてしまっていることがあります。

 

まず実績や結果を出してメンターと言われる存在を目指し、それからは老害に転じてしまわないように、自分自身でセルフコントロール、セルフチェックをしてメンターの状態を維持し続けることが大切です。

本書では、メンターから老害に転じる人の特徴と、それを回避してメンターでい続ける方法を紹介します。

 

老害は、相手への敬意が失われた時に発生します。

皆それぞれが誰かにとってのメンターになれば、お互いに助け合える職場・社会になるでしょう。

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