評価 (3点/5点満点)
脳科学を駆使して、年収1億円を稼ぐための「強運脳」を作ることが本書の目的です。
年収1億円を目差すのであれば、次の3つの複合的な収入の道を探ることが現実的だと言います。
1.仕事の年収を極限まで高める(または会社を経営)=労働投資
2.株式投資=金融投資
3.副業=収入のレバレッジ
誰もができるレベル、再現可能な内容に落とし込まれているそうですので、年収1億円という目標を不可能と思わずに、チャレンジする価値はあると思います。
【my pick-up】
◎「自己投資」は本を読むことから
給与で年収3000万円を稼ぐということは、他人が遊んでいる間に「特別な結果を出す」ということです。これを達成するためには、他人がやっていない特別な行動をとらなければなりません。その第一歩が読書であり、勉強です。そして、そこに自己投資をしていくことで、他人よりも一歩抜きんでることができるのです。さらにそこから「強運」も開花させられます。
まず自分の仕事に関係しそうな本を片っ端から読んでみましょう。ビジネス書で勉強して、ムダになるということはまずありません。私も若い頃には1日1冊以上のビジネス書を読み、それを糧にして経営者やマーケティングコンサルタントとして第一線で活躍するまでになりました。もしテーマや分野に精通したいと思うのであれば、10冊をまとめて読む「片っ端から読み」をお勧めします。
読書はそれほどお金がかからない上に効果も高いので、粗利率の高い自己投資だと言えます。