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厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2022年183冊目『明日できる仕事は今日やるな マニャーナの法則完全版』は、「明日まで待てないほど緊急な仕事はない」という考えで仕事に追われる日々に別れを告げる

2022-08-11 14:49:03 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

『マニャーナの法則』の原書は2006年で、初めての邦訳版が出たのは2007年。

これまで何度か増補・改訂が重ねられていますが、今回携書版が刊行されました。

 

「マニャーナの法則」の根底にあるのは、「明日まで待てないほど、緊急な仕事はない」という考え方です。ポジティブに表現すれば「1日に発生する仕事を集めて、必ず次の日にやる」と言い換えられます。つまり、常に仕事に1日分の「バッファー・ゾーン」を設ける考え方なのです。(P.154)

 

マニャーナの法則は有名な時間管理術の1つですが、〝忙しいだけの仕事〟を捨てて、チャレンジングな〝本当の仕事〟に集中するという仕事の本質にも触れています。

 

多くの仕事術や時間管理の本を読んでも実行できなかった人でも実行できる、仕事に追われる日々に別れを告げる方法。

 

「本当の仕事」にも「仕事に向き合う」にも「考える」ことが必須ですが、本書を活用してぜひ「一人の時間が持てるようになる=考える」ことができる毎日を手に入れましょう。

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2022年182冊目『お金も時間も搾取されない働き方』は、売り手(労働者)有利な時代に将来デザインに沿った労働条件を獲得する

2022-08-11 14:39:04 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

人口が減少することによって労働力の需給バランスが崩れ、「売り手(労働者)」が有利な時代がやってきています。

つまり、会社との交渉に成功すれば、時間やお金を誰にも搾取されることなく、自分らしく幸せな働き方を手に入れることができるのです。

 

本書では、そんな自分らしい働き方を手に入れるために必要な知識・スキルを教えてくれます。

 

今後は、契約期間や労働時間で限定性のない正社員であっても、「異動」や「職種変更」「残業」などの労働条件を自分のライフスタイルに合わせて限定性を求めることができるようになるでしょう。

 

働き方の将来デザインに沿った労働条件を獲得するための第一歩は、自社の就業規則をよく確認することだと思います。

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2022年181冊目『図解 超タスク管理術』は、タスク管理の基本ステップと世界的に有名なタスク管理術が学べる

2022-08-11 14:25:36 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本では、タスク管理をタスクを見える化し、自分に対する信用を高めるための方法と定義します。

 

<タスク管理の基本ステップ>

1.「今」「ここ」に集中する

2.約束をリストアップする

3.リストアップした約束を区別する

4.プロジェクトにおいてサブタスクを管理する

5.約束を見える化する

6.約束を放置しない

7.作業記録をつける

8.1stフェーズと2ndフェーズを意識する

 

また、世界的に有名なタスク管理術「GTD」「タスクシュート」「マニャーナの法則」についても要約してくれています。

 

GTD(ゲッティング・シングス・ダン)のゴールは頭の中を空っぽにして、やりたいこと、やるべきこと、果たすべき約束などが所定の位置にすべて収まっている状態を手にすること。

タスクシュートは、ログを記録することで、「自分が1日のうちに何をしているのか」「繰り返している行動は何なのか」など、実行しているタスクが見える化されること。

マニャーナの法則の最大の特徴は、1日の約束に明快な線を引き、何をどうすれば終業であるのかをハッキリできること。

 

「あなたのタスク管理ツールは、1つになっていますか?」

「ToDoリスト上の項目は、絶対にすることだけですか?」

「予定や締切などの期日のことは考えられていますか?」

本書を読んで、タスク管理術のこの3つのポイントを押さえましょう。

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2022年180冊目『男が心配』は、人生の節目で男性が直面する「男らしさ」の呪縛について考察

2022-08-05 09:09:47 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

男性たちが志向しながらも、苦しみの根源となっている「男らしさ」の呪縛について、本書では恋愛・結婚から職場での出世競争、わが子の育児、家族介護、定年後の生き方という人生の節目で男性たちが直面する問題を取り上げ、事例とともに考察しています。

 

女性は男性優位のイデオロギーや社会構造に長年苦しみ、抑圧されてきたことは、様々なメディアで取り上げられてきました。

一方で、男性が「男らしく」あるために長時間労働や私生活の犠牲を強いられ、性規範からの逸脱に対する厳しい世間の目にさらされてきたことは、あまりフォーカスされてこなかったのではないでしょうか。

 

「男らしさ」の呪縛から解放され、生きづらさを少しでも軽減するための方策を、一緒に考えるヒントを与えてくれます。

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2022年179冊目『人生が好転する100の言葉』は、ひろゆきさんが普段発している言葉の主旨をきちんと伝えるための1冊

2022-08-05 08:58:29 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

ひろゆきさんが、普段発している言葉の主旨をきちんと伝えるためにまとめた1冊。

「それって、あなたの感想ですよね」という言葉が生まれた場面についても、紹介しています。

(下記の【my pick-up】参照)

 

自由気ままに生きているひろゆきさんが本当に言いたかったことについて、知ってみましょう。

 

【my pick-up】

◎それって、あなたの感想ですよね

「それって、あなたの感想ですよね」と口にしたのは、番組で〝事実〟と〝感想〟を混在させて話をしていたからです。たしか、ネットに上がっているものに対して「明らかにユーザーのオリジナリティがない」と言った人がいました。でも、その発言は、その人が抱いた感想でしかありませんでした。個人の感想レベルの発言に、「明らか」という言葉を使うのはナンセンスですよ。事実と感想を分けて考えることは、思考の基本だと思います。

◎有意義で、効率的で、正しい時間の使い方なんてありません

基本的に、ほとんどの日本人は〝お荷物〟です。年収ベースで600万円くらい稼いでないと、納めている税金よりも、国から受けているサービスのほうが多いと言われています。しかし、日本人の平均年収は400万円とかです。多くの人は受けているサービスのほうが高くて〝生きている限り脛かじり〟ということになります。でも、それならそれで、脛をかじっているという自覚を持ったうえで、気楽に生きていけばいいのです。

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