仕事の仕方がガラリと変わる読書術―迷いがなくなり、「これだ!」が見つかる (学研M文庫―知の法則シリーズ) 価格:¥ 560(税込) 発売日:2008-12-16 |
評価 (3点/5点満点)
著者の伊吹卓さんは1932年生まれの今年77歳。大学卒業後、電通にコピーライターとして入社し、「アサヒ・スーパードライ」の商品開発指導を行ったことで有名。現在も現役の商品開発コンサルタントとして活躍中です。
本は千円で買える名コンサルタントであるとして、年齢に応じた読み方を推奨されています。また、「共感するとは疑似体験するということである」「乱読しているといつの間にか私に対する忠告と思えるものに出会える」など、伊吹さんの本に対する熱い想いが伝わってくる1冊です。
①20代は、ただひたすら「乱読」
・自分の性格(個性)に気づく
・自分が生きていく方向が見えてくる
・なんとなく「生きていく」ということに自信がわいてくる
・気づかないうちに判断力が育ってくる
②30代は、のめり込んで「ホレ読み」
・「自分探し」ができる
・「自己再発見」ができる(自分の個性に気づき自覚するようになる)
・「自分が生きる方向」が明確になる
・「人間のすばらしさ」に気づく
・「ロマンの火」が大きくなる
③40代になったら、確信を持って「信じ読み」
・迷いがまったくなくなる
・自信が出てくる
・集中力がケタ違いに高まる
・判断力が急成長する
・成功の可能性が高まる
④50代は、若いころ読んだ本の「反復読み」
・数十年ぶりに読み直すと新発見が続出する
・「ホレた著者」の偉大さに改めて気づく
・自分の心が「新しい成長」を始める
⑤60代は、第2の人生の「探し読み」
・ロマンを与えてくれる
・ボケ予防になる
・話のタネを拾える
・友人が増える
⑥70代は、無病を願っての「長寿読み」
・たくさんの知恵がつく
・運動するから健康がつづく
・その知恵を話題にできる
・友と会った時、知恵のギブ・アンド・テイクができる
・友人が増える
・いつまでもボケない