【90冊目】
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読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~ (小学館101新書) (小学館101新書 1) |
評価 
（3点/5点満点）
経済評論家・公認会計士で、ベストセラー著者でもお馴染みの勝間和代さんが、ネット書店・ブログ等の登場による新たな読書論をご自身のこれまでの経験をもとに書いたもの。
読み手側の方法論は、これまでの勝間さんの著書・雑誌等と重なる部分も多く、”勝間ファン”ほど少し物足りなさを感じたかも知れない。しかし、作り手・売り手側の方法論を紹介している点は新しく、面白い。
読み手側の方法論についても、内容自体は以前から共感できる個所が多く、多読をしかつ積極的にアウトプットすること、また「読者がブログなどの発展段階を通じて、著者になる（プライベートな人材から、パブリックな人材になる）ケースも増えてきた」動きは今後ますます加速するでしょう。
ちなみに、私は勝間さんの本の中では『効率が10倍アップする新・知的生産術（グーグル化）』が最も参考になりました。”カツマ論”入門書としておすすめです。
