厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2019年127冊目『誰も君のことなんて気にしていない。』

2019-05-18 21:05:03 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本のメッセージは以下のように読み取りました。

・まずは自分で自分を認めてしまうことから始めよう。

・自分を認めることができれば、自分が本当にやりたいことや、本当に願っている生き方も見えてくる。

・そうしたら、誰かが気にしていなくても、皆さんが自分のことを気にしてあげることができるようになる。

・よって、他人のことなんて気にしなくていい。

・もっと自分のことを気にして、楽しく生きよう。

私たちはもっと、自分の時間を自分が面白いと思うことに使ってもイイですよね。

【my pick-up】

◎「空気」なんて読むな-君が着火剤になろう

空気を読んだうえで、あえて読まないように反応することが多いのです。とくに仕事の場では、それば僕の役割のように感じてもいます。たとえば、「この前のパフォーマンスはよかったよね」なんて、会議が和んだムードで終わろうとしているときです。いきなり僕は、「いや、全然ダメでしょ。お前ら本当にあれでいいと思っているの?」と、和んだムードをぶち壊すことを平気で言ったりしています。普段から言いたいことをちゃんと言っておかないと、言うべきことも抑え込むような習慣が根づいてしまうわけです。それでは、まわりの人間に自分を理解してもらうこともできなくなってしまいます。たいていの場合、僕が空気を壊した結果、よりすばらしい案が出てきたり、仕事の精度が向上することも多いのです。別に意見が受け入れられなくてもいい。変なふうに思われるなら、それも仕方ない。そう割り切って何かを言ってしまえば、そこから状況が変わることもあるのです。

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2019年126冊目『波風を立てない仕事のルール』

2019-05-18 20:50:39 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この世の中は理不尽なものです。多くの人に必要なのは、仕事における理不尽なことをなくす方法ではなく、現時点で存在している理不尽をかわし、防ぎ、対処する方法です。

この本では、いろいろと理不尽な目に遭ったり、理不尽な目に遭ってしまった人々の姿を見てきて、著者が自分なりに確立した処世術を紹介します。

具体的には、仕事などで大失敗や面倒なトラブルに巻き込まれることなく、穏便に働きながらも、上司に気に入られてそこそこの評価を勝ち得、いい具合に生きていく方法です。

自分が正しいと思ったことを、周囲の反対・反発を押し切ってでも主張することは決して悪いことではありません。ただ、それには相応のリスクが付随します。成績も成果もなしにそのような行動に出るのは、リスクが高いのではないでしょうか。

世の中の会社員は必ずしも全員が野心にあふれ、エネルギッシュで、仕事や出世、お金儲けに熱意を燃やせる人ばかりではありませんよね。そんな方々のためのビジネス書が存在してもいいと思います。

【my pick-up】

◎謝罪に不可欠な「客観的視点」

謝罪は誰の目から見ても明らかなくらい、たしかな「謝罪」でなければいけないのです。自分と相手の受け止め方が違うのは、受け手が謝罪の一部しか見られないからです。謝罪をする時には覚悟を決めて、徹底的に謝ったほうが良いのです。再起を考えると、謝罪が中途半端になります。

◎信頼は「不完全さ」で得る

高学歴で仕事をテキパキこなす人はたくさんいますが、すべてが優秀であったら近寄りがたくなってしまいます。完璧すぎて非の打ちどころがないと、親しみが感じられなくなるのです。どこかで抜けている部分をさりげなく演出しましょう。ただし、「不完全さ」は、対比するものが優秀だからこそ、許されるのです。もともと仕事があまりできない人間が不完全さを演出しても意味はない・・・ということを忘れてはいけません。

◎なぜ本を読むと文章がうまくなるのか?

文章力をアップさせたいなら読書がおすすめです。読書をよくする人は語彙や表現方法が豊かです。同じことを言うにも、複数パターンの表現を有しているため、文章が単調にならずに済みます。他者の文章に触れることで、「この表現のほうが適切だな」「この言葉の使い方は間違っていた」などということを知ることができます。

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