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人生と仕事の段取り術 (PHPビジネス新書) 価格：￥ 882（税込） 発売日：2010-01-19 |
評価 
（3点/5点満点）
ワーク・ライフバランス提唱者の先駆けとも言える小室淑恵さんが、ワーク・ライフバランスの大切さを改めて解説するとともに、「残業は仕方がない」という意識を変える方法、また具体的な「段取り」テクニック（「朝メール・夜メール」など）を紹介しています。
小室さんの主張はどの本でもほぼ一貫していますので、初めての方は本書や、『結果を出して定時に帰る時間術』（成美堂出版）といった文庫・新書系から入るのが良いかと思います。
現在、仕事以外の趣味等がない人も、勤務時間内に仕事を終わらせ、時間が生まれればきっと何かしたくなりますよ。とにかく、仕事だけで1日の生活の大半を使ってしまわないことです。
【my pick-up】
◎職場以外で人とのつながりを持つ
私は、「心の柱は2本以上あるほうがいい」と思っています。
もし職場での人間関係がうまくいかなかったり、イヤなことがあっても、もう一つか二つ、ほかに自分の居場所があると救われます。
人生を「仕事」という一つだけの柱で支えている人は、何かミスをしたときなどにも、そのことを気にしすぎてしまったり、職場で評価されることに執着しすぎてしまって、気持ちの切り替えがしづらいのです。仕事がうまくいってるときは、柱が1本でも問題は起きないのですが、仕事というのは自分のせいではないのに上手くいかないことも多々あるものです。そんなときに、こだわりすぎてその柱さえも壊してしまわないために、職場以外のコミュニテイを持ちましょう。職場で何か辛い立場になったときも、もう一つの柱が心をしっかりと支えてくれるはずです。
