
このように葉っぱの先端に切れ込みが入っているのが「カラスノエンドウ」の本来の葉です。
この形が、昔のお侍が使っていた矢の矢筈(矢の末端の弦に番える部分)に形が似ているので「ヤハズエンドウ」という名前になったようなのです。
それに白花が付いていたので、先日のはシロバナヤハズエンドウ。

こちらの方が見慣れているように思いますが、これより細くて先がとがっているのが「ホソバヤハズエンドウ」という種類です。
こんなに細いです。(左の下です。右下はシロバナヤハズノエンドウの葉です)

雑草と呼ばれる植物にも、こうして様々な変化がみられるのは興味深いですね。
せっかく良い図鑑を持っているのに、こんな細かいところまで読み込んでいなかったことを羞じました。
これを昔の人は「宝の持ち腐れ」と、軽蔑して笑ったのですね

