もーさんのひとりごと

ここでは工作に関する話の他に趣味の家庭菜園の話、時事(爺イ)問題、交友禄など日々の雑感を気まぐれに更新していきます。

名古屋へ

2009年11月10日 | 旅行記
「江戸っ子はうどんなんてぇ、病人食のようなもンは食わねぇんだ!」
 亡くなった小さんの<うどんや>という落語の枕でこんな台詞があったが、これは讃岐のうどん、名古屋の味噌煮込みうどん、きしめんなどのうまいうどんを食したことのない江戸っ子のいうことで、私は讃岐うどんを四国まで食べに行くとまではいかないが、新橋のアンテナショップまでは年に何回もうどんを買いに行く。

 名古屋の煮込みうどんなどもアンテナショップでもあればついでに買って来るのだが、数年前まで京橋にあった愛知県のショップは今はない。

 で、8・9の二日間、名古屋で煮込みうどん、きしめんの乾麺、半生麺を戦後の買い出しのようにデイパックいっぱいに買って来た。
 
 もっとも、買い出しだけのために名古屋まで行ったわけではなく、今年は8日に出身高校県立愛知商業高等学校の90周年記念の同窓会、明くる9日は同じくクラス会があり、そのふたつの会への出席が主な目的だった。Photo


 私たちが卒業をしたばかりの頃は、若い卒業生もいっぱい集まって旧交を暖めていたものだが、数十年ぶりの同窓会はすっかり様変わりをしていて、若い人たちの姿は数えるくらいしかいなかった。

Photo_2

 同期のジイさんばかりと話していても、楽しいわけでもないので見知らぬ後輩たちだが美人の多いテーブルに乱入し、すっかり意気投合し記念写真をパチリ!

「おい、もーさ、お前はどうしてこの人たちを知っとるんだ」
 その様子を遠くから眺めていた同期のジイさんがやって来た。
「べつに知っとる人じゃあないけど、おんなじ愛商の卒業生だもんでよー」
 街中で見知らぬ人に声をかけたら変なおじさんと怪しまれるだろうが、ここは同窓会の会場だから卒業回が違っても皆友だちである。

 そして、翌日はちょっとお洒落に、ちょっとゴージャスにフランス料理のコース料理という企画のクラス会。


Photo_3

このテーブルを真正面から撮るとダビンチの<最後の晩餐>の構図に似てしいそうなので・・・

 こちらの会には見知らぬ人はいないが、住所不明だった二人に連絡がつき、70才になって初参加という感動もあった。

 ところで、今回の名古屋ではもうひとつ、きしめん以外にも喫茶店のモーニングサービスという名物のあることに気がつき、その取材もしてきたが、話が長くなるのと写真の整理に手間がかかるので、次回のブログをお待ち下さい。