昨夜海老名市文化会館で行われた映画「めぐみー引き裂かれた家族の30年」上映会に行ってきた。
当初は同会館の小ホールで上映予定だったが、希望者が多く、急遽大ホールでの上映会となった。
ホールでのめぐみさんの写真展、上映風景などの写真も撮ったが、それらの写真は上の一枚のブルーリボンが語りかけるほどの写真ではなかった。
映画はめぐみさんのなぞの失踪はやがて日本海側で何組かのアベック行方不明事件から、拉致事件とのつながりの発展し、北朝鮮による拉致の全貌が見えてくる。
この映画は拉致事件を語りながらも、めぐみさんの足跡をたどりながら他の拉致被害者たちの家族にも触れ、息子の名を叫びながら病没する母親の切なさ、仏壇の亡き妻に東京に息子を迎えに行くことを報告する父親などなどの家族のかっとうと絆のエピソードにも触れ不覚にも涙腺がゆるむ。
いやいやここで私がヘタな感想などを述べるつもりは毛頭ない。
私がここで言いたいのは、もしあなたの町でこの映画の上映会が催されたときには、是非ご覧になっていただきたい。
出来ればあなたの家族と一緒に・・・・。
2時間20分という長いドキュメント映画の最後に2分を越える長い長いエンディングロードで初めてこの映画が日本人によって作られたものではなく、プロデューサーも監督夫妻もアメリカ人であったことに気がつかされた。
監督は映画の最後で、この映画は(自分の)両親に捧げると述べている。
自分もめぐみのように家族に支えられてきたことの感謝を表しているのであろう。
最後に「めぐみ上映会」の公式サイトのURLを記しておきます。
http://megumi.gaga.ne.jp/introduction.html
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