先日埼玉県の少年Aさんから1通のメールが届いた。
「私は工作が昔から好きで最近、久々に工作を始めてペットボトルカーを作っております10年ほど前に、ペットボトルロケットが流行って各地で大会があり・・・・」
メールには何年か前に流行ったペットボトルロケットの改良型のペットボトルカーの写真が添付されていた。
少年の年齢は40歳。
人は大人になるにつけ、現(うつつ)に翻弄されていつの間にか<少年の心>を失ってしまいがちだが、稀に現実に流されることなく少年の心を持ったまま大人になる人もあるようだ。
私の高校時代の同期生で、県立高校の校長を歴任したあとに子どもの頃に木工の仕事をしていた親の姿の記憶から「面打ち」というかなりマニアックな世界に入った人光っつあもそんな一人だ。
また野良友のSさん(50歳代)は子どものころから楽器いじりが好きで、学生時代には仲間とハワイアンバンドを組んでいて今でも仕事の合間にライブを楽しんでいる。
インド楽器を奏でる地方都市の市役所に勤める40歳代の公務員で、イラストレーターの奥さんが開く展覧会場で演奏活動をして楽しんでいる人もいる。
こんな少年の心を持ち続けられた大人たちは、子どもに戻っている分だけ仕事がおろそかになっているのではなく、そこからエネルギーを得て、仕事にもさらなるパワーが注げるようだ。
Aさんもそんな一人で、ペットボトルカーの完成度からもその仕事ぶりは推察できる。
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