「風さそふ 花よりもなほ我はまた 乙女の姿しばしとどめむ」
あんさん、下の句が間違ごうてまっせ。
私としたことが、何たることをサンタルチア・・・。
古いねエ そりゃあ昭和20年代のギャグでんがな。
詳しい事情をここでは話せないが、あるところに不始末のお詫びに行くことになってしまった。
手ぶらでは行きにくいが、さりとてあまり仰々しい手土産を持って行っても、かえって先方に気遣いをさせてしまいそうだ。
無い知恵を絞って考えたあげく、先方に行く前に新橋駅に近いある和菓子屋に立ち寄ることにした。
浅野内匠頭が切腹をした田村右京太夫(一関藩主)の上屋敷跡にあるというこの和菓子店には、お詫びに持って行くのに最適な菓子がある。
その名も「切腹最中」と言い、「本人に成り代わりまして腹掻っ捌いてお詫びを申し上げます」という写真のように餡とユーモアがたっぷりの最中です。
そして、この切腹最中を手に先方に伺い、無事お詫びの口上を伝えることが出来ました。
但し、あまり深刻なお詫びには向きませんので、念のため・・・。
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