そろそろジャガイモを植える場所を作っておかねば・・・寒い間は身体を動かすこともなかった冬篭りから抜け出して菜園を耕し始めた。
菜園の近くの小学校の校庭からは号令をかけるサッカー少年の声が聞こえてくる。
1・2・3・4・・・・大きな声で元気がいい。
しかし、どこかが違う。
何が違うのだ?
むかしの号令とはテンポが違う。
店舗?
店舗ではなくてテンポだ、リズムだ。
私たちがこどもだった頃の号令はイチッ! 二ッ! サンッ! シッ!と歯切れのいい号令だった。
しかし、校庭から聞こえてくる号令はイーチ、 ニィ、 サァン、 シィ・・・と大きくて元気のいい声だがいささか間延びした号令だ。
実はこの間延びのした号令を初めて聞いたのは最近のことではなく、息子の小学校の運動会のときだったからもうかれこれ40年近い昔のことだったが、その小学校の先生方もこの号令で育ってきたのだろうから・・・。
どこまで遡ればむかしの歯切れのいい号令にたどり着くのだろう?