晴れ。
曇ったり、晴れたりの、お天気です。今は晴れていますけれども、これがどうなりますことやら。朝、出るとき、地面は濡れていたことですし。
風が…、どうも、「台風」の匂いがする。この匂いを嗅いでしまうと、「カンナ」の花の赤が思い出されてなりません。お盆が過ぎた頃の、あの花の、オレンジがかかったというか、黒みがかったというか、あの赤の花です。
で、今日も、「補講」があって、その後は、昼、面接の練習に三人来ることになっています。一番(テストが)早くある学生は、「補講」の最初の授業(私の担当す。9時から10時40分まで)が終わってからの11時から…の、予定なのですが。そして、後の二人は、2時、多分。一時からか二時からかは、忘れてしまいました。面接の練習と言っても、こちらとしては形をつけるだけ。あとは本人の作業になります。この三人のことが、頭から離れなかったので、「Aクラス」の学生が、「(作文の練習に)来たい」と行ったときには、思わず、「今度ね」と言ってしまいました。
七月生は、新学期から、「Cクラス」に合併となります。そのため、『みんなの日本語Ⅱ』を一日、二課か、あるいは一課半は、やっておかなければなりません。それで、「補講」という形で、毎日のように来させているのですが、勿論、二日か三日毎に復習のための時間はとってあります。けれども、ヒアリングがそれほどよくない学生にとっては、かなりの強行軍…かもしれません。
それ故に、七月生、十月生、そして一月生として来る予定の学生には、あらかじめ、日本でやる3ヶ月分、半年分、9ヶ月分を国でやってから来るように言ってあるのですが。それがきちんとできていないから、問題なのでしょう。
四月生は、条件が「N5合格」ですから、みんな、『みんなの日本語Ⅰ』は終えてから来ています。それに、中には2冊目の半分、あるいは2冊目を終了してから来ている学生もいますから、遅れてくる学生が、「3ヶ月分と言えば、『みんなの日本語Ⅰ』くらいだろう」と、高を括って来てしまうと、後で泣きを見るということになってしまいます。
特にヒアリングに難のある、民族であってみれば、少しでも早く来て、耳を慣らしておいた方がいいのです。わずか一日であろうとも、軽んずることはできません。一日の長と言われるくらいですもの。それが、積み重なって、百日の、あるいは一年の長になるのです。それが、平たく言えば、「慣れ」なのです。
今、(七月生の)二人には、懸命にハッパをかけているのですが、わかってくれるかしらん。家でも、ある程度勉強しておかないと、置いてきぼりになってしまいますよ。もちろん、もう少し、強い言葉で言っているのですけれども…。
日々是好日