日本語学校からこんにちは ~水野外語学院~

千葉県市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

昨日、二年生が「朝日新聞社」へ見学に行きました。

2017-02-02 08:29:59 | 日本語学校
晴れ。

風が強く、体感温度はグッと下の方になっていることでしょうね。

風がないと、自転車で「楽勝だ。ルンルン」といきますのに、風が強いと踏み出しには「ヨイショ」とかけ声をかけながら、リキを入れなければならないような状態になります。

まあ、それでも学校では「ウメ(梅)」五輪ほどの暖かさが見えていますし、早咲きの「カワズザクラ(河津桜)」の開花情報も流れています。「一月往ぬる、二月逃げる、三月去る」で、一月は往んでしまいましたが、まだ二月は逃げていません。

さて、学校です。

昨日、二年生が「朝日新聞社」へ見学に行ってきました。築地あたりで、少々飽きた学生もいたようでしたが、それも小さな店ばかりが並んでいる(…市場を見せるような時間はない…)と思ったのかもしれません。今、盛んに取り沙汰されている移転問題も、彼らにしてみれば、「どこの町の話」ぐらいにしか感じられないことでしょうし。

引率の教師の話では、新聞社内の見学では、案内え嬢のよろしきを得て、学生達は大いに愉しんだようです。

ずいぶん話も弾んでいたそうで、毎年のことながら、こういう「見学」で「対話」をしている姿を見る機会がありますと、やはり伊達に勉強してきたのではないということがよく判ります。アルバイトをしながらの勉強は、かなりしんどいこと。特に高校を出たばかりの学生にとっては、最初は「寂しい、寂しい…」の連続だったでしょうし。

中には、辛くなって落ちていった人もいますが、それでも、まだ毎日学校に通ってさえいれば、それなりに言葉が耳に残ります。

新聞社で撮ってもらった写真と記事は、例年のごとく戻ってきた教員が玄関に貼って、皆に見てもらえるようにしてあります。今朝の朝刊に、記事もちょこっと出るはずですから、それも楽しみにしておきましょう。

ところで、残されていた一年生たち、午後のクラスの学生達のことです。

「CDクラス」の学生達は、目敏く昨日のことを見つけていたものの(カレンダーに印をつけていますから)、先だって、自分たちに関係がない…と言うことを聞いてわかっていましたので、もう知らん顔しています。このCDクラスは大半が昨年の4月に来た人たちですから、二年生が卒業しますと、彼らが一番の先輩ということになります。

拗ね方や質問の仕方などはまだまだ現二年生に及びませんが、きっと来年の今頃には彼らのように、日本人と愉しく問答ができるようになっていることでしょう。

日々是好日
コメント
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