久しぶりに、すっかり忘れてた人でしたが、万波という名を見ました。宇和島徳洲会病院の病気腎移植で時の人になったおじさんです。学会を向こうに回して、独特のキャラクターで「何が悪い?」とすっとぼけていた人でした。日本の学界や倫理なんとかから大叩きされて、その一方でアメリカでしたかの学界からは講演依頼されたりで、そう言えばどうなったんでしたかね病気腎移植は。この人がまだこの病院に居るということはお咎め無しだったということですね。ああ、思い出しました、よくある懐柔だったですね、良い悪いの決定は先送りして、倫理的学問的社会的に十分検討して実施するように、とかなんとかで。だから今もやってる。そういうことですね。で今回は、腎不全を患った医者が自分に移植するためのドナー探しをやくざに頼んで金でトラブって臓器売買が表沙汰になったという事件、その移植した病院が件の病院、くだんの医者と言うわけでした。やるねぇ。いや、万波さんです、きっちり仕事はやるよという面目躍如ぶり。にやりとしました。売買した医者にではなく、そういう事件に対してでもなく、わかっていながら(倫理委員会でちゃんと検討したと病院は言いますが、不自然さに気付かぬわけがありません)知らん顔して手術した万波さんに、です。新聞によればこの医者が依頼したルートは一つではないようで、いずれもヤクザがらみで、一つが破談してバレた、もう一つのルートで移植したんだそうです。それぞれに1000万円と記事にあります、高いか安いかは別問題ですが。ヤクザ側にすればこんなカモいないですね、金は持ってるわ脅しが効くわ。カモネギとはこのことでしょう。生体腎移植は、こういう臓器売買を防ぐために、親族間の事例に限るを原則とするという決まりがあるんだそうです。決まりがあれば抜け道が必ずあります。養子縁組してから採るんだそうです。あくまで戸籍上の書類上のことですから、事が済めばまた抜けばいいだけですから、こういう輩にはそんなことどうでもいいこと、金が入れば、カモが見つかればそれでいいわけです。いくらでも脅せますからねぇ。この医者もバカなことですがしかし、透析で縛られることを考えるとという選択は、そうでない者には窺い知れぬ切迫なのではありましょう。規則で縛れば縛るほど抜け道が巧妙に且つあからさまになって行きます。万波さん、言うでしょうね、そんなこと俺は知らぬ、GOサイン出すのは俺じゃない、と。今回はカメラに追いかけられることはないのでしょうが、久しぶりに見てみたい気もします。相変わらず小汚い白衣ひっかけてるんでしょうね。
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