柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

反省

2011-06-27 08:08:45 | Weblog
小笠原諸島と平泉中尊寺が世界文化遺産に指定されたと、またまたお定まりの大騒ぎです。こういう話にはいつも斜に構えてしまうのは私がこれがどれだけ有難い話なのか知らないからでしょう。たっぷり補助金が下りるのでしょうか自然保護の為に、それも知りません。石見銀山、あれからどうなったんでしょうね。斜めに見始めるとキリのない話です。どうせ・・です。でもそこの人達は喜んでますね。富士山がなかなか指定されないのはゴミの山だからだと聞いたことがあります、つまり大勢の人達が行くような、汚れた所はダメなんです。となれば小笠原諸島なんてのはそのまま打ってつけ。ガラパゴスですから。でも平泉はまた一時(いっとき)人が押し寄せて大変になるんでしょうね、もちろん指定を喜ぶ地元の人達の思惑はそこですから少々ゴミが落ちても金も一緒に落ちればいいわけです。石見銀山、あれからどうなってるんでしょうね。結局観光地化して趣のある寂れが汚れに変化してそのまま廃れる。この道行ですか。
 自民党福島県連が過去の原発誘致を強く反省し、今後反対していくと表明したそうです。福島と言えば渡部恒三です。あの人が自民党時代にやった(誘致設置した)仕事です。今は民主党の重鎮なんて祭り上げられてますが、この人が自民党の実力者だった時代の仕事です。どれだけマージン手に入れたんでしょうね、今はシレっとしてますが。で、何を今更という非難が上がってるそうです。そりゃそうですな、あれだけの交付金を全身に受け続けてきておきながら何~に言ってる?獲るだけとっておいて悪いことでしたって?タコ!40年ですよ。遡り記事、掘り返し記事を読むと、福島のこの地域はもともと寂れた地域で、原発は文字通りの雇用対策であり地域振興の大策であったわけです。大東京にも近いし。だから国会議員が仲介した。当然の仕事ですから。40年後に破綻した。想定外の天災で破綻した。40年です。いいんじゃないんです?原発呼ぶ呼ばないで闘った人達はもう多くは黄泉の住人でしょう、反対した人もきっとそれなりに恩恵を受けた筈です。当地上関は反対運動が勝ち続けて30年です。ギラギラにやりあっていた、とっつかみあいの喧嘩していた推進派反対派の大立者達の多くは亡くなってます。そんなものです。今になって反対した所で、今の雇用は、今の暮らしをどうしてくれるのよ?という話です。よくもこれだけしらじらしくブレることよ・・です。世論に阿るとはこのことでしょう。大衆迎合主義。自民党も間違いなく腐っていきます。年金問題も国の借金問題も原発問題も何もかも全ては自民党が放置してきた結果ですから。民主党も気の毒と言えば気の毒なんですね。一気に噴き出してる、そういう状況ですから。でも、自民党もダメとなると、どうします?
コメント
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