柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

節電

2011-06-30 08:08:01 | Weblog
すっかり日本中が節電を強要されてます。どうしてTVも新聞も無批判に流れるのかと不思議です。これが大マスコミです、記者クラブの掟なんでしょう、政府(権力)の情報を流すばかり。政策に沿った理屈を作りあげるばかり。本当に電力が足りないのか。数字は確かに出ています、400何万キロワットがどうしたこうした、需要電力が供給可能電力の90何%に達したとか。でもどれもこれも否定的悲観的な伝え方です、つまり節電を求める口調。いいえ、本当にそうなら社会機能を維持する方に優先せねばなりません、そんなことは誰もがわかってます、日本人はまだそこまで堕ちてないでしょう、我慢しろと言われれば我慢しましょう。が、それが本当ならばの話です。優先順はどうお考えですか?私はこの世の中、社会がきちんと機能存在して初めて個人の権利云々と信じてますので、国民の命の危機という最大の非常時ではない今、優先すべきは産業とインフラストラクチャーと思います。工場の電気落としてどうするの?日本復興!なんて叫んでおきながら電気回しませんと冷水掛けるってどういう了見だい?日本中が、東北の分まで、火を吹くほど機械動かさねばならぬのではないのですか。ラインを回し続けねばならぬのではないのですか?「個人」の順序はずっと後です。電車などの交通機関、工場へこそ優先配分すべきです。暑い?それこそ我慢しなさいな、くどいですが電力不足が本当の話であるならです。私はきっとそんな切迫した話じゃないと思ってます。機に乗じてエネルギー問題をどちらかに回そうとする思惑なんだと思います。もちろん政府の、それを動かそうとする黒幕たちの。誰?例えば孫正義とか。金の臭いがプンプンしてるんでしょうさぞや。浅い所ではこの節約の流れに乗じてひと儲けしようとする勢力の後押し。本当に足りないのか?ここですよ。出してきているデータが正しいのかどうか。浜岡原発止めて、その流れ(単なる流れ、空気ですよ)で全国の普通に安全に動いている原発まで止めようとする。それで電力不足?脱原発?佐賀の玄海原発の顛末が本質を垣間見せます。これも止めると九電が言い、こっちでも15%の節電しろと言う。何故?浜岡と全然関係ないじゃん?!と子供でも突っ込みそうな「安全策」。でも、大臣が直接に話に行ったら現地の首長も知事も再開しますと諾してます。何?二人とも言ってます。国が安全を保証してくれるならOKだと。国が保証する?何をどうやって?地震が来ないことを?津波の来ないことを?津波が来ても電源止まらないことを?大地震が来てもフクシマのようにならぬことを?どうやって保証するの?「ほしょう」違いじゃないの?安全保証じゃなくて事故後の補償だって。首長も知事もこんなことですわ。原発は危ないから嫌よ。このレベルの反対。いえ、これで十分なんですが、政治家なら空気に流されずに住民を説得しろよ。今電力を削るわけにはいかない、日本の復興のためにもこの発電所はきちんと機能させねばならない、万全の対策をとるから従前通り稼働させることを理解してくれと。何でもかんでも国任せにするところがまことに情けないというか歯がゆいと言うか。大臣が来たらペコペコして諾する。来ない間はあれこれ反抗して見せて。何だか見ている方が飽きてくる態です。本当に電力足りないのか?そこを誰か本当のこと言ってくれ!本当に節電したら日本は沈むばかりです。でしょう?
コメント
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