柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

現実

2011-06-14 08:08:30 | Weblog
参院に復興特別委員会ってのができて、その委員長にあの舌禍大臣、柳田稔さんが選ばれたそうです。法務大臣時代、国会答弁では二つ覚えておけばそれで済むなんて言い放ったタコです。ぐだぐだ抵抗してましたが結局斬られた(罷免された、辞任という形でしたか)御仁です。まだ誰も忘れてませんよ、どうしてそんなのをわざわざに持ってくるかなぁ、です。さすがに自民党が反対して、こんな場合には異例だそうですが選挙になって、正式にこの人が選ばれたといういきさつらしいですが、他に居ないの?ですね。人材不足ってわけなのか、まじめに考えてないということなのか。菅さん懲りずに役に立たぬ委員会ばかりまだ作り続けているということでしょうから、後者ですか。誰でもいいなら、もっと他の誰かがいるでしょうに。鳴り物入りだった復興会議もあの為体なのに(未だに増税目的の案しか出してません、瓦礫と被災民を見ないんだもの連中は)、こっちにどれだけを期待するというのでしょうか。形だけ。「ご意見をいただきまして」式のシャンシャン手拍子足拍子。勝手にしろ、ですが、こんな時にまだやるかなの呆れは湧きますね。
 原発がらみの議会が当地上関周辺自治体で相次いで始まりました。光市長は反対表明、下松の爺さん市長は保留、柳井の若い衆市長も態度保留です。光市には交付金が下ります予定通りなら。下松には下りません。が、この市長は古参自民党員です、原発政策を押してきた方です、簡単に白黒言えないというのが本音でしょう。柳井市長は民主党(元)。国、県の方針を待つと保留しました。住民投票はしないと言いました。こういう話題に住民投票がなじむかどうか、そもそも住民投票の結果と議会議決との軽重論議は如何、という問題をそのままにしてなだれ込むは間違いです。直接民主主義がどうのこうのなんですが、すり替える必要もなく住民の意見が正しいという前提の間違いです。だからここの市長の判断は正しいと思いました。が、今後はわかりません。何と言っても交付金が目の前にぶら下がってます。金に目が眩むなんて下世話ではなくて、これは大問題、悩むべき大問題です。さて各自治体議会、首長さん達、どう出ましょうかね。
コメント
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