柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

桟敷

2011-06-23 08:12:00 | Weblog
菅さん、どうするんでしょうね。ペテン師の嘘つきのとなじられてますが、私達に流れてきている情報がどこまで本当なのか、ここですよね。それぞれの発言は嘘ではないにせよ前後の文脈を取っ払った「切り取り」モノです、蓮舫がやられたのと同じ手法です。VTRですから本物(ここからして思い込みなのかもしれませんよ、敵さんはどうごまかしてくるかわかりませんから)という前提、その発言とか動作(行為)とかを切り取って来て、前後の文脈を創作する。周りの反対者の言葉をまぶして行けば、本人の意思や意図から全く違ったモノが出来上がります。菅さんの件も、いつ辞めるんだ?という流れになってますが、本人は辞めるとは言ってないという居直りの図です。鳩山さんが混ぜ繰って、民主党の議員総会をミスリードして、でもそれはミスリードでなんかじゃなくて、政権放したくない陣笠としての建前と、解散なんて事態になればおのれの保身が危ういという本心に対してとても適当な口実を与えられたということだったんでしょう。じゃぁここはあんた(鳩山さん)の言うこと聞いておこう、で済んだわけですから。小沢さんも前原さんも誰も彼もそうだったんです。松木さんだけが振り上げた拳を降ろし損ねただけで。そこからストーリーが始まってるんですねきっと。延命策と括ればそうなんでしょうが、菅さんの延命ではなく民主党の延命策。選挙で何とか持ち直せるようになるまでの時間稼ぎ。今やったら負けます、前回の真逆で負けるでしょう。だからやらない。菅さんを悪者にしておいて待つ。困ったふりをしておいて待つ。ヤケクソ解散という文字もよく新聞に載りますが、民主党の怖いのはこれだけでしょう。今仮に自民党に代わっても復興復旧策や原発事故対策に目の覚めるような妙手が繰り出されるはずもないことですから。何と言っても、あれこれの制度疲労、組織崩壊は長年自民党が放置してきた結果なんですから。その御本尊が大鉈振えるわけがないです。菅さんがあれだけ笑いながら、原発や復興策よりも、孫さんにおだてられてエネルギー法案に執心していられるのも、きっとそこのところ見切ってるからでしょう。孫さんも強烈な金の匂いを嗅ぎつけてるんですそこに。金持ってる奴に金が集まるという真理です。持てる者は益々富む、これは聖書にもあるんでしょう?あのヘラヘラさはきっと私達が知らされている、マスコミが作った世論とは違う所からくるものじゃないんでしょうか。いつもつんぼ桟敷におかれるのは一般大衆ですから。そう思われたことはありませんか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする