柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

仲間

2011-06-16 08:07:36 | Weblog
日経のコラムが先の国歌国旗起立裁判を皮肉ってます。別の裁判官の付帯意見、つまり反対意見です、を引いてます。起立は儀礼的所作であるけれど、斉唱は歌うという動作であり強制できない、んだそうです。まぁここまで屁理屈言うか?と呆れますが、もっともこのコラムの締めが、今度は口パク禁止令でも出すか、と言った茶化しです。お仲間の意見ですからこんなことでしょうが、さて。国歌をちゃんと唄えという訴えでしたかね。訴状に詳しくありませんのでここまでですが、少なくとも橋下さんのあの物言いでは(思想良心の問題ではなく儀式のマネージメントの問題、というあれです)国歌を歌えでもあるんでしょうがそれよりみんなが起立する時にちゃんと立てということですね。口パクでも構いはしません、真一文字に閉じていても結構、ただし儀式を潰すな、ですね。まさか無理やりに君が代を唄わせるなんて条例じゃないでしょう。こんな連中にかかれば無理やりに口こじ開けられて後ろから羽交い締めにでもされて脇腹に匕首突き付けられて「唄え!」と脅迫強要されるイメージなんでしょう。どう想像しようとそれこそあなたの自由だけれど、話はとっても単純なことなんですわ、常識の範囲でちょっとは我慢しなさいな、です。せっかくの儀式を潰しなさんな。高々国歌3分の間が我慢できないのか?そんなことであなたの信条や信念を測りゃしないっての。そういう話です。それを立つと唱うとでは違う、なんて屁理屈こねる。問題をすり替える。ま、いつもの手口、いつもの連中の手順ですが、日経さんもお仲間ってわけでした。知ってましたけれど。
 谷垣さん、奥さん亡くなったそうです。いや、こんな時期に・・ですが、この人よくこらえたですねぇ。そういう環境にあったとあれば、少なくともTVやマスコミには言わず、つまり国民に隠して通常の態度(それを嫌というほど非難批判していたわけですが)で通せたは立派でしょう。萎えますよ。さぞや脱力でしょう。女房が死ぬか生きるかの境にいる時に、いつもマイクやカメラに晒されるこの仕事は辛かったでしょうに。私も最近本当に強く思うようになっているのですが、女房いてくれりゃこその今ですわ。さて谷垣さん、持ちこたえられますかね。エネルギーがどうでしょうかね。嫌な言い方すれば、自民党もトップをすげ替えるいい理由ができたってもんですが、さて石破さん、どうします?
コメント
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