先日の参院予算委員会で麻生首相に向かって解散すると言ったのならやれ!なんて命令口調でくどくど食い下がっていた石井一民主党副代表に、同じ民主党の陣笠議員前田某の首をあれだけ迅速に簡単に切ったマルチ商法会社からの献金問題の咎が降りかかっています。TVによると小沢さんの一の子分山岡衆院国対委員長にも献金があったそうです。こりゃ面白い。幹部はお構いなしとあっさり強権発動するか。すれば半小沢勢力が黙ってないでしょう、横路派とか前原、岡田さんとか。でも、この時期ですから内紛騒ぎは避けたいですね。でも、実際陣笠さんを切ってしまいましたからね、形は本人の離党辞職を許諾したという党首(代表)会見でしたが。まさかこの二人が離党して辞職するなんて考えられませんし、前田某との違いをあれこれ並べてだから俺は悪くないなんて屁理屈捏ねて、その上で小沢さんが私もそう思うなんて裁定するというシナリオでしょうか。石井の爺さんはともかく山岡のおやじを切るわけにはいかないでしょうしね小沢さんも。面白いと思いますよ。選挙を睨んで臭い物に蓋するんじゃなくて早々に捨てちゃった、へぇ速いこと、今回は真剣ですかなるほどねと大向こう(国民)にアピールしたところですからね、振り上げた手をどう下ろすか。見物ではあります。
昨夜BSで(TVばかり見ているようですみません)黒澤明監督の「天国と地獄」やってました。昭和38年公開作だそうです。私が小学一年の時です、東京オリンピックの前年。後の解説で言ってましたが、昭和38年とは鉄腕アトムのTV放映が始まった年だそうです。おお。鉄腕アトムやら鉄人28号は小学3、4年時分にはもう夏休みの朝に再放送されてましたからね、これはよく覚えています、そう思えば私の年代はTV漫画の創始期から隆盛期をリアルタイムで過ごした世代、体に沁みている筈です、一週を通して6時半なり7時、7時半は何か漫画が放映されてましたから。その時代の映画です。前にも書きましたが、映画の楽しみ方その一はその時代の空気を嗅げることだと思ってます。特急こだまが走ってます、東京大阪を6時間何分で結んだ当時の花形特急です。個人的にこの特急には強い思い出があるのでこの映像には心が止まる思いでした。これが映画の楽しみだと強く思ってます。そして街の匂いがなんとも懐かしい。今から思えばコンクリート打ちっ放しのようなただの四角い建物なんですが当時はモダン、インテリアもなんともアナクロで(45年も前の映画です、アナクロで当然ですが)これがまたいいんですね。俳優達も若い若い。三船敏郎、志村喬、仲代達也等いつもの黒澤組の面々に、若き山崎努。白黒映画というのは本当に想像力を掻き立てます。この映画も江ノ島やら海の風景が何度もでてきますが、白黒だからこそ季節感やら海の青さやそこを吹く風が見えるようなそんな気になります。特急こだまのあのアイボリー地に赤のラインが鮮明に見える気がします(そう見ていますから)。何年か前に現代の俳優でこのままがリメイクされてましたね、誰々のキャスティングだったかはすっかり忘れましたが。でもこれ見るととても原作に敵うモノではなかったですね。てっきり松本清張の本だろうと思い込んでいましたが外人作家の本でした。これも新しい発見でした。だから昔の映画は面白いんです。
昨夜BSで(TVばかり見ているようですみません)黒澤明監督の「天国と地獄」やってました。昭和38年公開作だそうです。私が小学一年の時です、東京オリンピックの前年。後の解説で言ってましたが、昭和38年とは鉄腕アトムのTV放映が始まった年だそうです。おお。鉄腕アトムやら鉄人28号は小学3、4年時分にはもう夏休みの朝に再放送されてましたからね、これはよく覚えています、そう思えば私の年代はTV漫画の創始期から隆盛期をリアルタイムで過ごした世代、体に沁みている筈です、一週を通して6時半なり7時、7時半は何か漫画が放映されてましたから。その時代の映画です。前にも書きましたが、映画の楽しみ方その一はその時代の空気を嗅げることだと思ってます。特急こだまが走ってます、東京大阪を6時間何分で結んだ当時の花形特急です。個人的にこの特急には強い思い出があるのでこの映像には心が止まる思いでした。これが映画の楽しみだと強く思ってます。そして街の匂いがなんとも懐かしい。今から思えばコンクリート打ちっ放しのようなただの四角い建物なんですが当時はモダン、インテリアもなんともアナクロで(45年も前の映画です、アナクロで当然ですが)これがまたいいんですね。俳優達も若い若い。三船敏郎、志村喬、仲代達也等いつもの黒澤組の面々に、若き山崎努。白黒映画というのは本当に想像力を掻き立てます。この映画も江ノ島やら海の風景が何度もでてきますが、白黒だからこそ季節感やら海の青さやそこを吹く風が見えるようなそんな気になります。特急こだまのあのアイボリー地に赤のラインが鮮明に見える気がします(そう見ていますから)。何年か前に現代の俳優でこのままがリメイクされてましたね、誰々のキャスティングだったかはすっかり忘れましたが。でもこれ見るととても原作に敵うモノではなかったですね。てっきり松本清張の本だろうと思い込んでいましたが外人作家の本でした。これも新しい発見でした。だから昔の映画は面白いんです。