柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

選挙

2008-10-03 08:44:00 | Weblog
解散するしないは私が決めます、と麻生さん啖呵切りました。公明党は選挙を望んでいるそうですね。強い方に付こうなんてケチな考えなんでしょう。政局(選挙)より景気回復を国民は望んでいるんだろうとも言います麻生さん。どう考えても自民党にとって今選挙する手はないでしょうに。そうじゃないんでしょうか。やってみなければわかりませんけれど、そういう風頼みではなく何か他に今やるべきだという確信が彼らにはあるんでしょうか。例えば伊吹さんは遅くても11月末だなんて言ってます。何故?わかりません。嫌でも来年9月という期限があるんです、そこまで待つ不利益の方が大きいという読みですが、それは何でしょうか。きっと今後どんどん世情は悪くなる、世界恐慌が始まるかもしれません、国内には問題が山積みです、誰が政権担っても変わらないことだろう、ならばそこまでボロボロになるまでに、ならばちょっとでも新首相の斬新さをアピールできる早い時期に、ということでしょうか。それじゃぁあまりに消極的な消去法的な選択に過ぎませぬか。選挙に負けないように。一点それが目的であるなら、今やったらどの新聞もどこのTVの評論家達も自民党の大負けを予想しているというこのタイミングを選ぶのはどうなんでしょうか。それとも小沢さんが憲政の常道なんて大上段で言う、首相が二人続けて投げ出すような醜態のあとであればまず国民に信を問うべきだという聞くも恥ずかしい正論に肯いたのでしょうか。これはないでしょうけれど。大負け承知で今を選ぶのは、この先に好転が期待できないからに他なりまませぬ。単なる比較論、相対論。今よりもっと悪くなる前に。でも、麻生さんはそんなこと言いません。麻生さんが総裁選に大勝したとき選挙の約束を派閥は取り付けていたんでしょうか、少なくとも選挙の時期についてはあれこれ言われたでしょうね、選挙屋達の鼻を利かせて何時が有利なのかを探りに探っているというわけです。で、今ですか?そうですかねぇ。民主党はきっと用意万端整っているということなんでしょう。彼らには衆院選で勝つしか手がないわけです。自民党は違いましょうに。失地挽回できるチャンスが今じゃないですか。民主党はずっと反対ばかりするでしょう。そこを何とか逆手に取る、福田さんがいい手本です、馬鹿正直に「話し合ってくれないんだもん」と拗ねていたんでは敵さんの思うつぼだったってわけですから。今度は振り回す、こっちが振り回す。時まさに世界恐慌になろうかという風雲急、ここで麻生さんあのダミ声で俺に付いてこい!と彼の言う景気浮揚策をどんどんやってみたらいいんです。今よりずっと悪くなるだろうという予想しているなら尚更のことです、やってみてもらいたいと思うのです。小沢さんの計画通りに運んでごらんなさい、この危急時に素人達が国を回し始めるんですよ、そっちの方が考えるだけでうんざりです。選挙を自民党が急ぐ理由は何なんでしょうか。私だけがわかってないことなんでしょうか。
コメント
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