柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

連関

2008-10-01 08:44:13 | Weblog
相撲協会、外部理事を三人入れますって胸張ってます。みんな70以上の定年退職者(名誉職)ばかり、東大名誉教授、元東京高検検事長、元警視総監。誰?やくみつるは?元NHKアナウンサーでまさしく実質的なご意見番である杉山さんとかもっと適任者がいるでしょうにね。漫画家の黒鉄ヒロシとか。御用学者を集めて体面だけ調えてお茶濁している国のなんちゃら委員会やら意見を言わぬ御用有識者ばかりを集めて御意見いただきましたと体裁つけている行政と全く同じ。これじゃぁだめですわ。解雇した若ノ鵬から八百長証言すると脅かされている現況、三重の海さん、俺は違うと見せるならこっちにも正面からぶつかってご覧なさいな。しごきにしても薬物汚染にしても八百長事件にしても親方達自らやってきたことだからどうにも手を出せませんか。特にこの八百長事件は古くからの糾弾事項です(講談社のライフワークみたいなもの)、以前は千代の富士やら北の湖やら看板が槍玉に挙がってましたから隠蔽無視に徹してきたという流れでしたが、さて今回もその踏襲ですかね。三重の海さんもきっと注射たくさんうってきたタマなんでしょうから。
 株価の暴落。私はこっちに全く疎くて、株価が落ちたらどうなるんだとわかりません、全然ピンときません。新聞やらTVでの話を知識の少ない頭で考えますに、株価は会社の値段、会社の価値。株価が上がると言うことはそれだけの値段でも買う者が大勢いるということで会社の価値が上がる、それだけ世の中に金が動いている、動く金が多いということなんでしょうか。日銀総裁の流通性の枯渇なんてわからぬ言葉、NHKニュースで解説してくれたのをたまたま聞いたのですが、銀行(金融機関)間を動く金が少なくなってくる、つまり投資額が減る、それは一般社会への貸し渋りにつながる、この業界に疑心暗鬼が拡がる、どこも金を出さなくなる、という意味でしたが、それと符合しますか。株価が落ちると言うことは世の中の金の回りの悪さを表すんでしょうか。銀行は金を貸して利を稼ぐのが仕事です、大金出して(投資して)焦げ付かせたのがサブプライム問題でしょう、昨日の米下院の法案否決騒ぎ、自分たちが金儲けしようとして勝手に失敗して大損した、そんなところにどうして税金を投入するんだ?という至極真っ当な反対論に議員達が負けたって評価です。ウォール街の職員達はとんでもない高給取りなんだそうで、そこも非難の対象、怒りを増す要素なんだそうです。ごもっとも。でも、日本でも何度かあったですよ公的資金投入なんてことが。銀行がバタバタ倒れていったのでは金が回らなくなります。こんな時に新規事業をなんてこともないのでしょうが、現状維持のための資金が要ります、それが回ってこない。金は天下の回りもの。この本当の意味がよくわかる思いです。バタフライ効果とは違います。昔アメリカがくしゃみをすると日本が風邪をひくなんてよく言ってましたが、これとも違うんでしょう。日本は今回の騒動(TVがさかんにアメリカ発の金融危機なんて枕をつけるのが象徴します)はアメリカの所為で私は悪くないというスタンスです、中川新大臣も日本への影響はそうでもないだろうなんて言ってます。でも与謝野大臣は慎重論です。でもアメリカが大病したら日本も無影響では過ごせないでしょう。金がない。じゃぁ、あれだけ回っていた(はずの)の金はどこへいったのだ?誰が得をしたんだ?ここを教えて欲しいと思うのです。誰かが札束を燃やして減らしているわけじゃないですよね。あなたの目の前の金が減っていくわけでもないですよね。ううむ、アメリカ株価の暴落と私の今日の暮らしとどう連関するのか。誰か具体的にかみ砕いて教えてくれませんか。
コメント
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