柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

想定

2008-10-16 08:41:14 | Weblog
サッカーまた勝てません。格下相手にいつものていたらくです。ホームゲームで格下相手、試合前は何としても勝ち点3(つまり勝つということ)をと見得を切っておきながら、勝てなかった後には結果が出なかったからと言ってコンセプトに誤りがあったとは思っていない、私達は間違っていないと居直ってます岡田監督。ふむ、それはいいんだけれども、何時まで待ったらそのコンセプトとやらが実現されるんだい?昨夜はゲーム見ませんでした、NHKニュースのダイジェストを見るだけです(得点シーンばかり)から多くは言えませんが、きっと同じことを繰り返していたんでしょうね、言い古された決定力不足。監督がああなら選手達も同じような物言いです、もっと相手を圧倒するようなゲーム運びをしたいなんてね、人ごとですわ。選手が評論家みたいな事言ってるチームが強いわけないですか。そう思うことです、大口叩く前に結果を出せ。勝負事をどう考えているんでしょうね。
 昨昼参院での予算委員会見ました、民主党の石井さんがやってました。この人昔からいる爺さんです、昔自民党、今民主党。最近よくTVに出て吠えてます、小沢がどうのこうのと呼び捨てで言いたい放題。この人の公明党叩きも有名で、というかこの人くらい創価学会相手にワーワーやる者が今までいないでしょう、それくらい素人耳にもきつい糾弾をする爺さんです。で、昨日の質問。相手(麻生さんはじめ閣僚達)を格下(単に自分のキャリアの方が長いだけなんでしょうが)と踏んでの放言に次ぐ放言。例の文藝春秋の文章をあげつらって、前言取り消すか解散するかはっきりしろ!なんて叫びます。国会の場であんた呼ばわりするわ、何々して下さいとかの言い回しではなくこうしろ!、ああせい!の命令口調。いつまでもいつまでも文章の揚げ足取りしかしない。近々の解散総選挙が党是であるのは理解してあげるけれど、その言い方はあまりに品のないこと。この爺さん、さかんに「あんた(麻生さん)のこと国民は信じないよ」と言うのですが、いいえ、あんた(爺さん)の物言いを不快に思う人の方が多いと思いますよ。麻生さんはまともに受けずのらりくらり逃げてましたが、あのしつこさにも×でしたね。下品です。挙げ句は公明党叩きたいばっかりに麻生さんが自分の選挙で創価学会の応援を受けているんだろう、そんなことでいいのかなんてねじ込んでました。公明党の力を借りずとも私は選挙に勝てると麻生さん言ってましたが。この爺さん横着に過ぎました。こういうキャラクターで、こういう物言いで存在している議員なのでしょうがそれにしてもです。先の中山大臣の如く、全国放映の、新聞ネタになる機会を狙っての確信犯的行動には違いないのですが、やはり滲み出るはその人そのものです。民主党の印象落としたんじゃないですかね。で、その麻生さん。その答弁がまだぎこちないこと。もっと横着に傲慢にお大尽らしく鷹揚に返すのかと思いきや、「基本的に」の連発、どもってどもって、同じことばかり繰り返してる。朝日には麻生さんは「なんとなく」を使いすぎだという記事です。昨日聞いている分にはその単語は気になりませんでした。基本的に。こればかりでした。口癖です、直していくことのできる範疇ですが、これがこの人の頭の中ということでもあります。まず原則を並べて防御壁を張るという思考模様です。なんとなく、というのは自分の知識が十分でないところへの言及をごまかしている物言いでしょう。基本的に、原則的にと接頭辞をつけるは原理原則を相手にも押しつけるという構えです。いえ、所詮は口癖ですからどこかの安物の心理学者の如き詮索は無用のことですが、ああいう論戦の場、アドリブやら当意即妙やらを要求される場でこそ本人そのものが現れるということです。いかに用意しているか。如何に常日頃シミュレイションしているかがそのまま現れるんでしょう。勉強になることです。
コメント
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