柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

目的

2008-10-22 08:42:19 | Weblog
東京で、脳内出血起こした妊婦の救急受け容れ先が見つからなかったという「医療崩壊」「医療危機」を象徴する事件がまた起きました。三重県での事例がまだ記憶に新しいことですが、三重県の方はまだ田舎の不便なところというレッテルを貼れましたが、今度は花の東京です。交通利便や医療機関の数は言い訳にできませぬ。なんちゃら会の会長さんとやらの医者が話してました、医師不足は地方だけの問題じゃないんだと。あらら、どこへ行ってるの毎年毎年生まれている一万人弱の医者どもは。自分が学んだ地方大学を捨てて都会に流れ込んでるんじゃないの?それほど産科やら脳外科の医者がいないの?全ては小泉の所為ですね。医療福祉費の削減と規制緩和。国策を誤ったと言う重大事です。顛末は、最初に断った病院、ここは妊婦の救急例を受け付けるように都から指定されていた都立病院だったそうですが、に搬入され、児は帝王切開で娩出、母体は三日後に死んだそうです。当該病院がすぐに受け入れていても同じ顛末だったでしょうね。三日後に亡くなるほどの脳内出血は一時間早く搬入しても結果は変わりますまい。でも、そうですね、問題はそういうことじゃないですね。どうしてすぐに受け入れないのだ?!ですね。世間の感情、必ずしも新聞やTVでの批判とは一致しないのですが、に沿ってこその安心です。特に医療や年金(歳取ってからの生計)問題は国策なのです。こういうところを民間に、儲け話に落としてしまてはならぬのです。強くそう思いました。
 給食パンで六年生の男子が咽詰まらせて窒息死したそうです。校長が慌ててます、こんなこと初めてだし、思いもよらぬことだって。そりゃそうでしょう、六年生ですよ。びっくりしたでしょうねぇ。新聞記事によると、文科省が各都道府県教委に「食べ方」指導の徹底を通知したそうです。知らん顔することはできないですからそういうことしかできぬとは言え、何とも幼稚なことではあります。ゆっくり食べなさい、ちぎって食べなさい、口一杯に頬張ってはなりませぬ、ですか。ううむ。問題をすり替えるというか、わざと本点から外れていくと言うか。本点ですか?ちゃんと食べろ!です。ふざけて食べるんじゃない!です。そう教えるべきです、改めて幼稚なところから注意するのであれば。今に、パンはやめましょうなんて話になって。マンナンのコンニャクゼリーの如く。のどに詰まらないように給食はゼリー(堅くない奴)とか流動物にしましょうって。ありがちですよ。日教組の考え方は「全ては周りが悪い」ですから、今回のこともきっと人の所為にしますよ。パンが悪い。こんな堅いモノが悪い。少々頬張っても咽詰めないモノに変更すべきだ!おいおい。芝生の中に入るな、池の周りに柵を張り巡らせて「入るな」、崖という崖にガードレールやら高い柵。この子もきっとふざけてやったんでしょう、周りもやんやと囃し立てて。心のケアなんてまた言いだ寸でしょう、教育委員会は。こんな時に中途半端な専門家のペーパー知識は百害あって一利なしです。誰が悪いんだ?どうすれば再発を予防できるんだ?誰のための予防策だ?子供のためか、教員のためか?ここにすでにすり替えがあるでしょう?腹が立つことです。
コメント
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