柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

我慢

2007-03-30 08:38:23 | Weblog
楽天田中のマー君、打たれましたねぇ。昨夜はBSしっかり見ました。なかなかの面構えで堂々としたものでしたが、ううむ、結果としてはプロの洗礼でした。でも、昨日思いましたが、多村と小久保が入ったことですごい打線になってますねぇ、ホークス。城島やら井口やらの穴はもうすでに見えません。すごいこと。こういう打線相手に投げるんですからね、仕方のないことではあったのですが。王監督やっぱり一回りも二回りも小さくなってますね、TVは残酷です、そのままをくっきりと映し出します。野村さん、どうか使い続けて欲しいです。二軍で鍛え直すなんて言わないで。使い続けてダルビッシュ、です。使いながら化けるのを待ってもらいたい、そう思います、この投手は見ていて面白いですから。
 タミフル禍、昨日は長く書きましたが、それに反する事例を横浜小児科医会が発表しています。タミフル飲まないのに14歳が飛び降りた、怪我はなかったけれど本人は憶えていないと言っている、と。だから、この手の異常行動に対してタミフルが真っ黒(悪者)だと断定できるわけではないと言いたいのでしょうか。でもだからといってタミフルの悪さを否定するものではありません。この症例はタミフルを飲まなくても同様の症状を起こすことがあるという事例であって、タミフルの悪さの評価に全く無関係です。「タミフルを飲まなければ起こらない」のではないということで、「タミフルを飲んだら起こる」ことの否定ではないのです。タミフルの危険性を否定するデータでは決してありません。十分に整理しながらこの手の情報は聞いてもらいたいと思います。いつのまにか騙されているというのはよくあることですから。
 小児科医の過労死の賠償請求裁判で、東京地裁が「過労とは言えない」と断じました。東京地裁は期待に応えてくれますねぇ、でも次が東京高裁ですから・・。この未亡人は少なくとも二つ訴訟を起こしていて、一つは労働基準局を訴えて労災認定されました、こちらは国は控訴せず確定、過労過重労働による災害と認められたわけです。先に報道のあった通り。で今回、病院を訴えたものの一転「この程度の労働状態は、他の施設と比して過重とは言えない」とばっさりです。前にこの欄で書いたような趣旨でした。あの程度の当直やら勤務状態では、余所と比べると大したことないはずです。極めて役人的に客観的に断じたわけです。未亡人は時の人風に、外連味を見せながら、異を訴えます。裁判所の判断が白と黒なんですから気持ちはわかりますが、労働基準局相手と病院相手では判断も違いましょうね。今回の判決もおかしくないと思いましたが、いかがですか。
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