岩手の古民家で岩手フレンチ＆スイスワインがコラボ

すでに夏休み真っ最中ですが、8月は忙しくてお休みできないわ…という方のために、
9月上旬に 岩手県の花巻で開催されるワインディナーイベント を紹介します。

アイアンシェフに勝利した「ロレオール」伊藤 勝康シェフと、
スイス・ヴォー州の 「シャトー・ル・ロゼー」 が コラボしたスペシャルディナー が、岩手県花巻市の古民家 にて開催されます。


伊藤 勝康シェフ　（1963年 千葉県生まれ）

伊藤シェフは、岩手県の前沢牛やホロホロ鳥をはじめ、東北の食材を使用した「岩手フレンチ」を提唱し、フレンチのシェフたちと東北の生産者の架橋となっている人物。
東日本大震災後は、被災地域で炊き出しをするほか、被災地の人や食産業を支援する「ソウルオフ東北」のシェフ実行委員長も務めています。



ワインは、今年日本との国交樹立150年を迎えた スイス のワインです



すでにここでも何度か紹介しているスイス・ヴォー州ラ・コート地区（ジュネーブとローザンヌの間）の 「シャトー・ル・ロゼー」 のワインが登場します。



マーケティング部長のブノワ・リブレさんが来日し、ル・ロゼーのワインを紹介してくれます。

※ブノワ・リブレさん（ナイスガイです）は今年2月にも来日 → コチラ


ちょっと遅い夏休みにピッタリな、素敵なイベントですね



日時：2014年9月5日(金) 19時スタート

場所：石黒農場内古民家
　　　岩手県花巻市台1-363

料金：料理＆ワイン　7,000円／1名
　　　※料金には消費税・サービス料が含まれています
　　　※立食形式です

予約：お電話にてご予約ください
　　　TEL 080-9014-9000


※ワイン輸入元：ヴァン・レマン株式会社
　　　　　　　　 http//vinleman.com/

ガリシアの超稀少マグナム白ワイン

先日の試飲会で出合った、圧巻のスペイン白マグナム！


Pedrouzos 2007 Val de Sil　1500ml （Spain, DO Valdeorras）

スペイン北西部ガリシア地方 DOバルデオラス のワイナリー バルデシル が 樹齢120年超えのゴデージョ100％でつくる白ワイン “ペドゥロウソス”




植樹はフィロキセラ直後の1885年

ペドゥロウソスの畑はPortela村の標高500mの南向き斜面にあり、土壌はスレート。
ゴデージョのクローンはPedrouzosオリジナルで、房が小さく、収量は低くなりますが、その分、より凝縮した果汁が得られます。




うまみがたっぷり乗ったワインで、まったりしたボディにうっとりさせられました。
高い酸が特徴のゴデージョですが、さすがに120年を超えた古木ですから、酸はキレイでデリケート。これは文句なしにおいしい！このボトルを抱えて、ずっと飲んでいられます（笑）

ですが、高樹齢の古木のため、毎年平均500本のみ（マグナム限定）瓶詰めされる超稀少品。

日本への割り当ては18本だそうですから、出合えたら奇跡
輸入元には、まだ少しだけあるそうです。

※輸入元：株式会社スマイル　　（参考価格14000円、税別）

焼鳥居酒屋でワイン

過日、小学校の同級生（男性）のお通夜で久しぶりに再会した女子メンバー7名で、後日改めて地元の 焼き鳥居酒屋 （東京を中心にチェーン展開している店）に集まりました。

その居酒屋のメニューにあったのが、チリの大手 サンタ・リタ社 のカベルネ・ソーヴィニヨン（赤）と、ソーヴィニヨン・ブラン（白）。せっかくなので、頼んでみました。


Santa Rita HEROES Cabernet Sauvignon 2012
Santa Rita HEROES Sauvignon Blanc 2013　　（Chile, Central Valley）　

コストパフォーマンスのいいチリワインは、居酒屋でよく使われているのは知っていますが、この店では、ボトル1本が 1280円（税抜）
輸入元の商品情報をチェックすると、希望小売価格 820円（税抜）でした。
（輸入元：サッポロビール）


このクラスのワインに飲みごたえを求めてはいけませんが、そこそこ納得の内容の味わいですかね？また、某TVドラマのファンには嬉しい名前のワインかも？（笑）



カベルネには、イカ焼き（お好み焼き風）や スパイシーな鶏手羽 がよく合いましたし、



味噌漬けクリームチーズ や カボチャコロッケ は、カベルネにもソーヴィニヨンにもOK





どちらのワインも飲みやすく、フードとともにスイスイ進んでしまいますが、アルコール度数はどちらも14％もありまして、翌日は少々ツライ1日を送る羽目に…

居酒屋でも、飲み放題ワインは得体のしれないものがあり、おいしい以前のものもありますが、このクラスのワインなら、若い人や普段あまり飲まない人も、手を出しやすいのかもしれませんね。

居酒屋ワインの調査にも、チャレンジしやすいプライスでした

ドイツのワインレストラン

昨日の チリの肉ドーン！ に対し、この国はどう？

まだアップしていなかった、ドイツのワインレストラン の料理を紹介します。

ドイツのライン川とナーエ川が合流する地点の ビンゲン（Bingen am Rhein）にほど近い場所にあり、ワイナリーが経営する店です。

ここを訪れた主目的はワイナリー訪問でしたが、食事もいただいてきました。




魚料理はちょっと珍しい？ 小さなタコ（イカ？）まで添えられていました


ハトかウズラか記憶があいまいですが、小さな鳥の料理


牛肉のメイン料理　―同じ肉料理でも、チリのお肉てんこ盛りとは違いますね（笑）



ここでつくられるワインとは、もちろんよく合いました

ワイン直売所も併設されているので、気に入ったワインはここで購入できます。
私も何本か購入し、そのうちの2本は以前開催した ドイツ白ワイン会 で紹介しました。



テラスでの食事が気持ち良くてオススメ

ここは宿泊もできるようですね。
今度は観光でゆっくりお邪魔したいです。


Weinstube Kruger-Rumpf
Rheinstr. 47, D - 55424 Münster-Sarmsheim
http://www.kruger-rumpf.com/en/

チリのレストランで衝撃の肉三昧！

安倍首相がチリのサンチアゴに入ったニュースがありましたが、それに合わせて、私も昨年出かけた サンチアゴで初めて入ったレストランの料理 を紹介したいと思います。

ちょうど日曜日の夕方で、格式ばったレストランではないため、子どもを含む3世代ほどの家族、親せきのグループで来ている人が多かったです。
地元の人が、ちょっと気軽に食べに行く店なんでしょうね。

ドリンクを含むコースで注文しましたが、衝撃を受けたメインから紹介します。


お肉いろいろ盛り合わせがドーン！

これで2人前ですよ？
日本なら、4人前でも多いくらいかもしれません。


ソーセージやブーダンノワール、ポテトなども　　　とりあえず自分の皿に少し取り分けた状態


では、コースの最初に戻りましょう。
ドリンクは、南米でよく飲まれている ピスコ とチリワインのハーフボトルが付きました。


女子受けする見た目の ピスコは、アルコール約40度の蒸留酒

フルーティーで飲みやすいですが、すきっ腹に入れると確実に酔います。
これが食前酒として出されましたが、まずはチリのビールを追加（別料金）で注文することに。


色がキレイでフルーティだったチリの セルベサ（＝ビール） ※コース外


パンのようなものが2種類も出てきました　―これもお腹が膨れる原因に（笑）


オリーブオイルはチリ産です　　　　　トマトのサラダ


山盛りのフライドポテトとチリの赤ワイン（1/2ボトル）



Carmen Cabernet Sauvignon 2012

飲みやすいスタイルのカベルネでした。
ガツンとした肉！のカジュアルな店には、これくらいのワインでちょどよいかも？


デザートはチョコレートアイスクリーム （これは1人前の量）



ビールを除き、以上のコースで1人あたり 11.900ペソ（日本円で約2150円）でした。
日本でこれだけの内容を食べたら倍の値段はするでしょうし、なにより、肉の量に驚きました。
さすが、南米は肉食！



Bavaria　（チリ、サンチアゴ）

このレストランは、ホテルの人に教えてもらった店のうちの１つ。
英語が通じました。