ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

桃+クレマン・ド・ブルゴーニュ

2014-08-15 12:58:41 | ワイン&酒
先日書いた “桃” の記事で、スパークリングワインを注いで作る “ベリーニ” を紹介しましたが、
思い出したらまた味わいたくなって、早速、作ってみました。

イタリアのプロセッコかスペインのカバを買いに行ったものの、ちょうどいいものが見付からず、とってもお安くなっていた クレマン・ド・ブルゴーニュを購入。


Cremant de Bourgogne Brut Domaine CHEVROT et Fils (France, Bourgogne)

仏ブルゴーニュ南部、シェイイ・レ・マランジュ村のドメーヌ・シュヴロがつくるクレマン(瓶内二次発酵のスパークリングワイン)です。
日本人女性が嫁いでいることで知られているドメーヌですね。

ほどよいコク、ミネラル感と、心地よい酸味があり、そのまま飲んでも充分おいしい。
泡立ちも元気です。

シャルドネ100%と思っていたら、ピノ・ノワール90%、シャルドネ5%、アリゴテ5%のブレンドでした。ボディのコクはピノ・ノワールから来ているんですね。5%のアリゴテも効いているようです。

まずはワインだけで楽しんでから、デザートの桃を加えました。


山梨県産 “一宮白桃”

この桃、本当においしい~
クレマン・ド・ブルゴーニュに入れるのは、お互いにもったいない気もしましたが、ここは敢えてマリアージュさせてみました。


桃+クレマン・ド・ブルゴーニュ

皮をむいてカットした桃をワイングラスに入れ、クレマンを注ぎ、しばらく置きます。
すると、桃の風味がワインに溶け出し、ワインが桃フレーバーになり、これは美味!
飲んだ後に残った桃にはワインがほどよく浸み込み、これも美味~

思わず、もう1杯作ってしまいました(笑)

桃をスパークリングワインでアレンジした“ベリーニ”を作るのは、最盛期の今だけの贅沢です。

人の集まるこの時期、ぜひお手製のベリーニを振る舞ってみてはいかが?

コメント
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