7月の試飲会で見つけた、コストパフォーマンスに優れたイタリアワイン を紹介します。
Vigna del Castello Pinot Nero DOC Oltrepo Pavese 2012 (Italy, ロンバルディア)
黒い果皮のピノ・ネロ(=ピノ・ノワール)を白ワイン仕立てにしたブラン・ド・ノワール。
ほんのり軽~い発泡 があります。
シュル・リーによるうまみがあり、黒ブドウならではのコクとあいまって、ほどよく厚みのある飲みごたえが楽しめ、しかも参考上代 2000円(税抜、以下同様)というコスパのよさ。これはもう、見つけたらぜひ確保すべし!
GIRLAN Cuvee Bianco 448 s.l.m. 2013 IGT Dolomiti (Italy, アルト・アディジェ)
イタリア北部アルト・アディジェの組合組織「ギルラン」は、1923年設立、畑の面積は240haという生産者。ともすれば、大量生産の凡庸なワインをつくりがちですが、ここは期待をいい方向に裏切ります。
ピノ・ビアンコ、シャルドネ、ソーヴィニヨン、モスカートの4種のブドウをブレンドした、IGTドロミティの白ワイン。とにかくバランスがよく、素直においしい。酸がキレイなのは北の産地ならでは。これも 2000円(税抜)という、嬉しいプライス。
“448” は 畑の標高だそうで(海抜448m)、s.l.m.は標高に関係する略語(単位?)のようです。調べてみても、これはちょっとわかりませんでした。
GIRLAN Cuvee Rosso 448 s.l.m. 2013 IGT Dolomiti (Italy, アルト・アディジェ)
ラベルは上と見分けがつきませんが、ピノ・ノワールとスキアヴァをブレンドした赤ワイン。
価格も白と同様、2000円(税抜)。
なにかが突出しているというワインではなく、食事に合わせて力を発揮するバランスに優れたタイプ。こういう使い勝手のいいワインを知っていると、なんだか嬉しい
「ギルラン」 は、さまざまなブドウ品種のワインを単体でも仕込んでいますが、その中で、
白では、華やかさのある Sauvignon Blanc DOC "Indra" 2012 (2700円)
赤では、うまみのある Pinot Noir DOC "Patricia" 2011 (3200円)が私のイチオシ
北イタリアのアルト・アディジェからグイーッと南下した、シチリア の生産者 タスカ・ダルメリータ の サリエ・ド・ラ・トゥール のコスパのよさも気に入りました。
Sallier de la Tour Grillo IGT Sicilia 2012 (Italy, シチリア)
グリッロ は、かつてはマルサラ酒(シリチア特産の甘口の酒精強化ワイン)の原料に使われていた、地場品種の白ブドウです。フレッシュで爽やかなワインになるということですが、しっとりなめらかな口当たりで、均整の取れたスタイルがgood。樽は使っていません。こちらも 2000円(税抜)。
今回は、暑い季節においしく飲めるワインにフォーカスしてみました。
2000円周辺でこれだけ優秀でコスパのいいワインに出合えたら、嬉しいですね
(輸入元:株式会社アルカン)
Vigna del Castello Pinot Nero DOC Oltrepo Pavese 2012 (Italy, ロンバルディア)
黒い果皮のピノ・ネロ(=ピノ・ノワール)を白ワイン仕立てにしたブラン・ド・ノワール。
ほんのり軽~い発泡 があります。
シュル・リーによるうまみがあり、黒ブドウならではのコクとあいまって、ほどよく厚みのある飲みごたえが楽しめ、しかも参考上代 2000円(税抜、以下同様)というコスパのよさ。これはもう、見つけたらぜひ確保すべし!
GIRLAN Cuvee Bianco 448 s.l.m. 2013 IGT Dolomiti (Italy, アルト・アディジェ)
イタリア北部アルト・アディジェの組合組織「ギルラン」は、1923年設立、畑の面積は240haという生産者。ともすれば、大量生産の凡庸なワインをつくりがちですが、ここは期待をいい方向に裏切ります。
ピノ・ビアンコ、シャルドネ、ソーヴィニヨン、モスカートの4種のブドウをブレンドした、IGTドロミティの白ワイン。とにかくバランスがよく、素直においしい。酸がキレイなのは北の産地ならでは。これも 2000円(税抜)という、嬉しいプライス。
“448” は 畑の標高だそうで(海抜448m)、s.l.m.は標高に関係する略語(単位?)のようです。調べてみても、これはちょっとわかりませんでした。
GIRLAN Cuvee Rosso 448 s.l.m. 2013 IGT Dolomiti (Italy, アルト・アディジェ)
ラベルは上と見分けがつきませんが、ピノ・ノワールとスキアヴァをブレンドした赤ワイン。
価格も白と同様、2000円(税抜)。
なにかが突出しているというワインではなく、食事に合わせて力を発揮するバランスに優れたタイプ。こういう使い勝手のいいワインを知っていると、なんだか嬉しい
「ギルラン」 は、さまざまなブドウ品種のワインを単体でも仕込んでいますが、その中で、
白では、華やかさのある Sauvignon Blanc DOC "Indra" 2012 (2700円)
赤では、うまみのある Pinot Noir DOC "Patricia" 2011 (3200円)が私のイチオシ
北イタリアのアルト・アディジェからグイーッと南下した、シチリア の生産者 タスカ・ダルメリータ の サリエ・ド・ラ・トゥール のコスパのよさも気に入りました。
Sallier de la Tour Grillo IGT Sicilia 2012 (Italy, シチリア)
グリッロ は、かつてはマルサラ酒(シリチア特産の甘口の酒精強化ワイン)の原料に使われていた、地場品種の白ブドウです。フレッシュで爽やかなワインになるということですが、しっとりなめらかな口当たりで、均整の取れたスタイルがgood。樽は使っていません。こちらも 2000円(税抜)。
今回は、暑い季節においしく飲めるワインにフォーカスしてみました。
2000円周辺でこれだけ優秀でコスパのいいワインに出合えたら、嬉しいですね
(輸入元:株式会社アルカン)