2014年6月6日(金)、イタリア文化会館(東京都千代田区)で行われた
「ガンベロ・ロッソ イタリアワインガイド 2014」 初の日本語版 の発表会に行ってきました。
ガンベロ・ロッソ イタリアワインガイド 2014 5200円+税 講談社Mook
1980年代、イタリアのワイン業界に変化が起こり、品質のよいワイン、素晴らしいワインが次々と出てきました。
イタリアワインルネッサンスです。
しかし、消費者には、それらがどんなワインなのかわかりません。
こうした 消費者のニーズから生まれたのが「ガンベロ・ロッソ イタリアワインガイド」です。
ワインの評価をグラスの数で行ない、最高評価は3グラス(トレ・ビッキエーリ)。
2014年版では、45000本のイタリアワインの中から415本が3グラスを獲得しました。
講談社 代表取締役社長 野間省伸氏
「最高レベルを獲得した3グラスワインの1/3が15ユーロ以下で買えることを知り、イタリアワインのコスパの良さを改めて感じた」。
と、野間社長の言葉にあるように、3グラスを獲得したワインのうち107本が15ユーロ以下。
うち27本が10ユーロ以下となっています。
予算はないけれど、いいワインを飲みたいと思う消費者にとって、嬉しい情報ですね。
ガンベロ・ロッソCEO ルイジ・サレルノ氏
「日本語版のアイデアは15年ほど前からありましたが、言語の難しさ、きちんとコンセンサスの取れるパートナー(版元)を見つける必要があったために時間がかかりました」
編集責任者 マルコ・サベリコ氏
「簡潔な言葉で、きちんと伝わるように書かれ、評価をグラスの数で表したガイドブックは、専門家にも有用なものとなっています」
イタリアは国土が広く、州ごとに気候や風土、ブドウ品種も異なります。
そこで20の州にそれぞれ3名の専門家調査員を派遣し、合計60名でテイスティングを行ない、最終審査を経て、勝ち残ったワインに3グラスが贈られます。
編集責任者 エレオノーラ・グエリーニ氏
「厳正で客観的な審査をしています。ガイドブックには州ごと、ワイナリーごとの情報も満載。そのおかげで、当ガイドはイタリアワインのトップのガイドブックであると世界で評価されて、英語版、ドイツ語版が追加され、数年前には中国語版が発行されました」
そして、ようやく、2014年版の日本語バージョンが講談社から発売 されました。
日本語版を手にするルイジ・サレルノCEOと野間社長
翻訳者の宮嶋勲氏/ワインジャーナリスト(1983~1989年まで新聞社のローマ支局に勤務)
「いいワインを手探りで探していた時にガンベロ・ロッソ ワインガイドが出た。自分も皆も求めてきたガイドブック。初の日本語版ではすべて忠実な翻訳を行い、構成もすべてイタリア版と同じ」
改めてガイドブックを見ると、1009ページ、重さ780g、22.5cm×11cm×4cm。
ページ数と重さからわかるように、驚きの充実ぶりです!
2グラス、1グラス評価のワインも含め、20000本のワインが掲載されています。
バイオダイナミックで栽培されたオーガニックワインに与えられるトレ・ビッキエーリ・ベルディ84本(83ワイナリー)のデータも掲載されています。
そうした情報がすべて日本語で書かれていますから、これは本当に便利。
翻訳者の宮嶋さんに、これから毎年出していきますか?と尋ねると、
「売れ行き次第(笑)」とのこと。
ちょっとお高いガイドブックですが、イタリアワインファンはもちろん、ワイン好きなら持っておきたいガイドブックです。
参考)日本初の「ガンベロ・ロッソ トレ・ビッキエーリワイン試飲会」(2012年11月)
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/374ae43d6f44453cf6f607fa37243d96
「ガンベロ・ロッソ イタリアワインガイド 2014」 初の日本語版 の発表会に行ってきました。
ガンベロ・ロッソ イタリアワインガイド 2014 5200円+税 講談社Mook
1980年代、イタリアのワイン業界に変化が起こり、品質のよいワイン、素晴らしいワインが次々と出てきました。
イタリアワインルネッサンスです。
しかし、消費者には、それらがどんなワインなのかわかりません。
こうした 消費者のニーズから生まれたのが「ガンベロ・ロッソ イタリアワインガイド」です。
ワインの評価をグラスの数で行ない、最高評価は3グラス(トレ・ビッキエーリ)。
2014年版では、45000本のイタリアワインの中から415本が3グラスを獲得しました。
講談社 代表取締役社長 野間省伸氏
「最高レベルを獲得した3グラスワインの1/3が15ユーロ以下で買えることを知り、イタリアワインのコスパの良さを改めて感じた」。
と、野間社長の言葉にあるように、3グラスを獲得したワインのうち107本が15ユーロ以下。
うち27本が10ユーロ以下となっています。
予算はないけれど、いいワインを飲みたいと思う消費者にとって、嬉しい情報ですね。
ガンベロ・ロッソCEO ルイジ・サレルノ氏
「日本語版のアイデアは15年ほど前からありましたが、言語の難しさ、きちんとコンセンサスの取れるパートナー(版元)を見つける必要があったために時間がかかりました」
編集責任者 マルコ・サベリコ氏
「簡潔な言葉で、きちんと伝わるように書かれ、評価をグラスの数で表したガイドブックは、専門家にも有用なものとなっています」
イタリアは国土が広く、州ごとに気候や風土、ブドウ品種も異なります。
そこで20の州にそれぞれ3名の専門家調査員を派遣し、合計60名でテイスティングを行ない、最終審査を経て、勝ち残ったワインに3グラスが贈られます。
編集責任者 エレオノーラ・グエリーニ氏
「厳正で客観的な審査をしています。ガイドブックには州ごと、ワイナリーごとの情報も満載。そのおかげで、当ガイドはイタリアワインのトップのガイドブックであると世界で評価されて、英語版、ドイツ語版が追加され、数年前には中国語版が発行されました」
そして、ようやく、2014年版の日本語バージョンが講談社から発売 されました。
日本語版を手にするルイジ・サレルノCEOと野間社長
翻訳者の宮嶋勲氏/ワインジャーナリスト(1983~1989年まで新聞社のローマ支局に勤務)
「いいワインを手探りで探していた時にガンベロ・ロッソ ワインガイドが出た。自分も皆も求めてきたガイドブック。初の日本語版ではすべて忠実な翻訳を行い、構成もすべてイタリア版と同じ」
改めてガイドブックを見ると、1009ページ、重さ780g、22.5cm×11cm×4cm。
ページ数と重さからわかるように、驚きの充実ぶりです!
2グラス、1グラス評価のワインも含め、20000本のワインが掲載されています。
バイオダイナミックで栽培されたオーガニックワインに与えられるトレ・ビッキエーリ・ベルディ84本(83ワイナリー)のデータも掲載されています。
そうした情報がすべて日本語で書かれていますから、これは本当に便利。
翻訳者の宮嶋さんに、これから毎年出していきますか?と尋ねると、
「売れ行き次第(笑)」とのこと。
ちょっとお高いガイドブックですが、イタリアワインファンはもちろん、ワイン好きなら持っておきたいガイドブックです。
参考)日本初の「ガンベロ・ロッソ トレ・ビッキエーリワイン試飲会」(2012年11月)
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/374ae43d6f44453cf6f607fa37243d96