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ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

映画「レ・ミゼラブル」に圧倒されました!

2013-01-10 12:14:54 | 映画
話題の映画 「レ・ミゼラブル」 を観てきました。

ご存じのように、「レ・ミゼラブル」はミュージカルの舞台として1985年にロンドンで初演が行われ、日本にも1987年に上陸しました。
私も帝劇に何度も観に行き、すっかりファンになりました。

それが映画化されたというのですから、これは絶対に見逃せません



まず素晴らしかったのは、当然ですが、音楽と歌

「レ・ミゼラブル」の音楽は、ほぼすべて覚えていますので、2時間を超える長い映画ですが、次はこの音楽、この歌、と追いかけるように進み、いつの間にかフィナーレを迎えていました。

また、この映画では出演者がその場で歌うという、非常に珍しいスタイルで制作されています。
演技をして、歌も歌ってと、非常に大変だったと思いますが、どの人の歌声も素晴らしく、驚きでした。

俳優陣で秀逸だったのは、やはりジャン・バルジャン役のヒュー・ジャックマン。
女優陣では、ファンテーヌ役のアン・ハサウェイと、エポニーヌ役のサマンサ・バークス。
演技力はもちろん、歌のうまさも光っていました。

舞台を観たことがある人は、確実に120%楽しめる映画だと思います



この映画を機に、「レ・ミゼラブル」に興味を持った方にオススメしたいのが、木版挿絵100数葉に解説を記述した下記の本です。


「レ・ミゼラブル百六景」 鹿島 茂 著 (文藝春秋 刊)1987年初版

230ページほどの本です。私がこれを手に入れたのは1988年頃のこと。
ストーリーの流れだけでなく、意外な細かい部分までの「レ・ミゼラブル」を知ることができるので、オススメです。挿絵を見ているだけでも楽しいですよ。


表紙になっている コゼット の挿絵の全体像がこちら

原作本には全部で360ほどの挿絵があります。
上記の本に収められている以外の挿絵を見たい、という方は、原作本の方をどうぞ。


私の持っている 岩波文庫版 は全4巻

かなりの長編なので、その当時(1987年頃)読むのにかなり苦労しました。
今、また読み返してみるのも面白そうですね。

本を読む時間がない、という方は、やはり映画が一番手っ取り早く感動できるかもしれません(笑)
最後には、思わず涙が頬をつたってしまいました。

映画 「レ・ミゼラブル」 公式サイト
      http://www.lesmiserables-movie.jp/




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