スペイン北西部ガリシア州は、タルタ・デ・サンティアゴ だけでなく、「エンパナーダ」 というミートパイ発祥の地でもあります。

エンパナーダ (スペイン・ガリシア州のメーカーのもの)
実は、私がエンパナーダを知ったキッカケは、チリのゲストを迎えるパーティー(都内のホテルで)やアルゼンチン大使館公邸でのレセプションだったので、てっきり南米地域の食べ物だと思っていました。


左)アルゼンチンのエンパナーダ 右)チリのエンパナーダ
どちらも油で揚げてあります。
チリのエンパナーダは、一見するとカレーパンみたいですよね?
南米諸国だけでなく、アメリカやフィリピンなどでもポピュラーな食べ物で、そういえば、ロシアのピロシキもかなり近いものがありませんか?
実はこのエンパナーダは、スペインのガリシアやポルトガルのあたり、つまり、イベリア半島の西側あたりが発祥らしいのです。

スペインのエンパナーダは他の国のものと少々違い、薄いのが特徴です。
また、他国の生地はパン生地、小麦生地で、揚げたタイプが多い中、スペインではパイ生地タイプで、オーブンで焼いたものが主流のようです。
中には詰め物が入っていますが、詰め物のベースは「ピスト」と呼ばれる野菜で作ったペーストです。これは、餃子のあんのようなもの。
野菜のピストがベースとなり、豚のひき肉た鶏肉などを加えたり、ツナ、タラ、イワシ、タコ、ムール貝、エビなどの魚介類を加えたり、キノコ類を加えたりと、中身はかなりバラエティがあります。
上で紹介した円形のほか、長方形のものもあり、サイズも色々売られています。
私が見たカタログには、3400gサイズのものも載っていました!
ビッグサイズはパーティー用でしょうか(笑)

ミニサイズのエンパナーダ (40gほど)
このサイズになると、他の地域で見られるものにかなり近いかもしれません。
皮は丸いサイズのものより硬く、中身よりも皮の部分を多く食べている感じがしました。
スペインでは、焼く前のものが冷凍で販売されているようですので、現在のエンパナーダは、好きな時に手軽に食べられる保存食になっているのかもしれません
これも、スペインのガリシア地方に行ったら、ぜひ食べてきてください。


エンパナーダ (スペイン・ガリシア州のメーカーのもの)
実は、私がエンパナーダを知ったキッカケは、チリのゲストを迎えるパーティー(都内のホテルで)やアルゼンチン大使館公邸でのレセプションだったので、てっきり南米地域の食べ物だと思っていました。


左)アルゼンチンのエンパナーダ 右)チリのエンパナーダ
どちらも油で揚げてあります。
チリのエンパナーダは、一見するとカレーパンみたいですよね?
南米諸国だけでなく、アメリカやフィリピンなどでもポピュラーな食べ物で、そういえば、ロシアのピロシキもかなり近いものがありませんか?
実はこのエンパナーダは、スペインのガリシアやポルトガルのあたり、つまり、イベリア半島の西側あたりが発祥らしいのです。

スペインのエンパナーダは他の国のものと少々違い、薄いのが特徴です。
また、他国の生地はパン生地、小麦生地で、揚げたタイプが多い中、スペインではパイ生地タイプで、オーブンで焼いたものが主流のようです。
中には詰め物が入っていますが、詰め物のベースは「ピスト」と呼ばれる野菜で作ったペーストです。これは、餃子のあんのようなもの。
野菜のピストがベースとなり、豚のひき肉た鶏肉などを加えたり、ツナ、タラ、イワシ、タコ、ムール貝、エビなどの魚介類を加えたり、キノコ類を加えたりと、中身はかなりバラエティがあります。
上で紹介した円形のほか、長方形のものもあり、サイズも色々売られています。
私が見たカタログには、3400gサイズのものも載っていました!
ビッグサイズはパーティー用でしょうか(笑)

ミニサイズのエンパナーダ (40gほど)
このサイズになると、他の地域で見られるものにかなり近いかもしれません。
皮は丸いサイズのものより硬く、中身よりも皮の部分を多く食べている感じがしました。
スペインでは、焼く前のものが冷凍で販売されているようですので、現在のエンパナーダは、好きな時に手軽に食べられる保存食になっているのかもしれません

これも、スペインのガリシア地方に行ったら、ぜひ食べてきてください。
