ドイツのチーズのおやつクワルクコイルヒェン

チーズの日（11月11日）が近いので、チーズを使ったドイツのおやつ を紹介します。

　※今年のチーズの日のイベント 「チーズフェスタ」 は 11/10～12に開催されます
　　　http://www.cheesefesta.com/　



Quarkkeulchen（クワルクコイルヒェン）と洋梨のコンポート

クワルクコイルヒェン とは、ドイツで多く食べられているチーズ、クワルク（Quark）1/3とマッシュポテト2/3を合わせたお団子を平たく成型して、油またはバターでこんがり揚げたものです。
（クワルクとポテトの比率は好みによります、また小麦粉も加えたりします）

写真のクワルクコイルヒェンは成型の際にトウモロコシ粉を付けてあるので、焼き上がりがカリッとしていました。



揚げたてをそのまま食べれば手軽なおやつですが、レーズン入りのクワルクコイルヒェンに洋梨のコンポートを添え、ちょっとオシャレなデザートになりました。


リースリングのシュペトレーゼを飲みながら



クワルク は乳酸発酵でつくるフレッシュチーズで、脱脂乳を乳酸で凝固させたカードを脱水、裏ごししてつくります。
ヨーグルトと泡立てた生クリームの中間のような、クリーミーで酸味のあるチーズです。

この手のフレッシュチーズは、ドイツのチーズ消費量の半分以上を占めるほど人気で、ドイツのスーパーでもクワルクはよく見かけますし、ホテルの朝食には必ずクワルクがあります。



ドイツのホテルで出たクワルク　　

クワルク自体は甘くありません。
フルーツを添えてヨーグルトのようにいただきました。

クワルクの固形分中乳脂肪は０～４０％。
クリームを加えていないタイプなら、ダイエットを気にする人にもオススメです



クワルクコイルヒェンは、ドイツ東部のザクセン伝統のお菓子です。
ザクセンといえば、シュトレンもそうですね。
数年前に、ドレスデンの「シュトレン祭」でシュトレン三昧したことを思い出しました（笑）