ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

Whitman のチョコレートと運命の再会(笑)

2009-10-04 11:16:44 | 甘いもん
先月アメリカに出かけた際、運命的ともいえる偶然の再会がありました。

モントレーの街中のスーパーのお菓子コーナーでふと目に入ったのが、こちらのチョコレート。


Whitman's Sampler Assorted Chocolates 12 oz.

そして、いつからか私の部屋にあるのが下の箱。



うーん、デザインは多少変わっているものの、同じもの!
(現在は、私が子供の頃に遊んだ積み木が入ってます)

だいぶ色褪せましたが、アメリカで見た際に、「あ、コレ!」と思い、重くてかさばるのを承知で、即購入しました(9.99ドル)。




見た感じのサイズは近いですが(23cm×14.5~15cm)、古い方が低く(5cm)、新しい方が高い(7cm)のです。

それなのに、古い方が1ポンド(453g)、新しい方が340gと、軽くなってます。

たぶん、昔は仕切りもなく、ぎっしりと詰まっていたんじゃないでしょうか?



箱の横のデザインや




箱の底面のデザインも(左が新しいもの、右が古いもの)



箱の裏に書かれているチョコの配置図も、昔の方(右)が手が込んでいて可愛い


今回買ってきた箱の中身は、こちらのチョコが2段重ねになっていました



私が持っていた古い箱の中身のチョコについては、私の記憶は一切ありません。

母が結婚前に勤めていた先のアメリカ人からもらったようで、本人もよく覚えていない(中身についても)、と言います。

となると、この箱はかなりの年代モノということになりそうです。


箱はあれど、中身のチョコがどんなものだったか、子供の頃から気になっていた私にとって、ついに箱の中が明かされる時が来たわけです(笑)



チョコの種類はだいぶ変わったようですが、このMessenger Boyは昔のままかも?

Whitmanの設立は1842年、当時19歳の青年が小さなお菓子屋をフィラデルフィアのMarket St.に開いたことから始まっています。
けっこう古い歴史があるんですね。


チョコの味自体はごく普通ですが、かなり楽しませてもらいました。
開けたばかりなので、少しずつ大事にいただいていこうと思います。



それにしても、本棚の上に放置されていた古ぼけた菓子箱のことを覚えていたとは、私の記憶力も大したものではありませんか?(笑)

ちなみに、 「Sampler」とは刺繍の見本集のことのようです。
箱のデザインが刺繍のクロスステッチ風なのも納得ですね。

コメント (2)
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