吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2015年11月8日/〈津屋崎の四季〉1114:クロツラヘラサギ渡来

2015-11-08 16:27:36 | 風物

 

写真①:「津屋崎干潟」の浅瀬に渡来した1羽のクロツラヘラサギ

      =福津市渡で、2015年11月8日午後2時45分撮影

「立冬」の「津屋崎干潟」にクロツラヘラサギ渡来

 「立冬」の11月8日、福津市津屋崎は暖かな一日。午後、渡の「津屋崎干潟」の浅瀬では、冬鳥のクロツラヘラサギ(トキ科)が1羽、餌を探して長い嘴を水中で左右に振っていました=写真①=。私のボランティアガイド仲間の男性が4日午前、同干潟上空を飛ぶ6羽を撮影しており、今季の初渡来日は数日前のようです。

 「津屋崎干潟」では、2013年は11月6日に第一陣の1羽が飛来、14年は10月30日に1羽の初飛来を確認。

 クロツラヘラサギは、環境省レッドリスト(日本の絶滅の恐れのある野生生物のリスト)で「絶滅危惧ⅠA類」指定の野鳥で、東アジアに約3,000羽しか生息していません。例年、九州一円に約100羽渡来、うち福岡市の博多湾に約50羽が滞在。日本、韓国、中国など東アジア全体で保全活動の気運が高まり、2015年1月に香港バードウオッチング協会が主催したクロツラヘラサギの一斉センサスには各国の調査員が参加、過去最多の3,272羽(日本は371羽)が確認されました。

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2015年11月3日/〈津屋崎の四季〉1113:ツユクサの花

2015-11-03 09:09:53 | 風物

 

写真①:日本固有種のツユクサの花(左)と外来種(右)

 福津市奴山の「新原・奴山古墳群」の散策路で、路傍に咲いたツユクサ(ツユクサ科)に日本固有種=写真①の左側=と、外来種=写真①の右側=があるのを知りました。

  深い青色の花弁。外来種より日本固有種の方がきれいですね。

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2015年11月1日/〈貝寄せの浜・「貝寄せ館」物語〉100:第4期ガイド養成講座

2015-11-01 06:36:45 | 「貝寄せ館」物語

 

写真①:「宗像・沖ノ島と関連遺産群」の構成資産の一つ、国指定史跡・「新原・奴山古墳群」(向こう右は玄界灘に浮かぶ宗像市の「大島」)

      =福津市奴山で、2015年8月27日午後1時20分撮影

貝寄せの浜・〈貝寄せ館〉物語 100

:第4期ガイド養成講座

 

「貝寄せ館」で1日スタート

最新の知見学んで「〈津屋崎千軒〉そうつこう」

  私が所属している福津市の町興しボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」の第4期「〈津屋崎千軒そうつこう〉ガイド養成講座」が、11月1日午後1時から福津市津屋崎3丁目の同会観光ボランティアガイド拠点事務所の「貝寄せ館」でスタート。平成19年の同会発足以来開講している新入会員対象(受講無料)のガイド養成講座で、今期は福岡県内でただ一か所の『絶景日の道100選』に選定された「津屋崎里歩きフットパス」(歩程6.8Km。福津市都市計画課と同会が共働事業で同26年7月開設)や、世界遺産登録の国内推薦候補に同27年7月決定した神宿る島「宗像・沖ノ島と関連遺産群」の構成資産・「新原・奴山古墳群」=写真①=など最新の知見も学びます。

  ガイド養成講座は全10回を予定。「貝寄せ館」で1時間、スライドを映写しての座学のあと、ガイド・スポットの町家や歴史遺跡、〝貝寄せの浜〟・「津屋崎浜」の〝海を渡る蝶〟・アサギマダラ飛来地などで現地研修します。1回目の1日は、「津屋崎学総論」と「江戸期津屋崎浦屋敷図」、地名・津屋崎の由来、国登録有形文化財・「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」、海浜植物・ハマボウなどについて講義。

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