写真①:『ここにある幸せ』のアンコール放送をPRするNHK福岡放送局のホームページ
23日9時5分からNHK総合テレビで
ドラマ・『ここにある幸せ』(津屋崎物語)がアンコール放送
NHK福岡放送局制作の2014年度「福岡発地域ドラマ」『ここにある幸せ』(津屋崎物語)が、国際ドラマフェスティバルinTOKYOの「東京ドラマアウォード2015」作品賞で『ローカルドラマ賞』に輝き、11月23日(月曜・祝日)午前9時5分から総合テレビでアンコール放送=写真①=されます。
国際ドラマフェスティバルinTOKYOは2007年、民放連やNHK、影像関連団体などが日本のテレビ番組の海外発信を推進しようと創設、08年から市場性、商業性を重視してドラマ作品を表彰する「東京ドラマアウォード」を開催。「東京ドラマアウォード2015」の作品賞では、グランプリは連続ドラマ『天皇の料理番』(TBSテレビ)が、優秀賞は連続ドラマ『マッサン』(NHK)がそれぞれ受賞しています。
『ここにある幸せ』は、東京で暮らす立川浩幸(28歳。松田翔太役)が会社勤めのノルマや人間関係に疲れて仕事を辞め、小学校5年生の時の級友が転校して行った福岡県の小さな港町・津屋崎を訪れ、古民家に独りで住む級友の母で明るく話し好きな花田福子(72歳。宮本信子役)と出会います。津屋崎の漁港や海岸など福子の様々な思い出の場所へ連れ回されて恋愛談や苦労話を聞かされ、「恋の浦」の絶景や人情に魅せられ、生きる力と喜びを感じて「ここが自分の古里だ」と確信。そのお礼にと、福子の人生を聞き書きした本・『ここにある幸せ』を贈ります。そして浩幸は、一度は愛想をつかされた恋人を東京から呼んで「恋の浦」の絶景を見せ、「素敵でしょう。気に入った?」と問いかけ、「うん。まるで自分の古里を自慢しているみたいね」と同意を得る感動シーンで終わります。
2015年1月16日に総合テレビ(九州沖縄ブロック)で放映されて以来、撮影舞台となった「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」に各地から観光客や悩める若者の来訪が相次ぎました。私は「恋の浦」の絶景が眺められるポイントを「津屋崎の〝恋人岬〟」と呼ぼう! と、2月15日アップの〈催事〉0333:でアピールしていましたが、7月24日放送のFBS福岡放送のテレビ番組『めんたいワイド』の「くちコミ パラダイス」でも「ドラマで話題の絶景! 津屋崎の恋人岬」として仲谷亜希子アナウンサーらが訪問、「恋の浦」の絶景に感激した様子が放送され、キャッチコピーの呼称が定着してきたようです。
『ここにある幸せ』アンコール放送後、再び全国から「津屋崎の恋人岬」や『藍の家』を訪ねる観光客が増えそう。ドラマの海外へのPRで、外国人の来訪もあるかもしれませんね。