吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2015年1月17日〈エッセー〉032:『ここにある幸せ』放映

2015-01-17 10:01:54 | エッセー

 

写真①:「恋の浦」海岸の絶景に見取れる主人公・立川浩幸(左)と花田福子

 

・連載エッセー『一木一草』

 第32回:『ここにある幸せ』放映

 

NHK福岡放送局制作の「福岡発地域ドラマ」

『ここにある幸せ』を視聴して

  NHK福岡放送局制作の平成26年度「福岡発地域ドラマ」『ここにある幸せ』(津屋崎物語)が、1月16日(金)午後7時30分からの総合テレビ(九州沖縄ブロック)で放映されました。

 東京で暮らす立川浩幸(28歳。松田翔太役)が会社勤めのノルマや人間関係に疲れて仕事を辞め、小学校5年生の時の級友が転校して行った福岡県の小さな港町・福津市津屋崎を訪れ、古民家に独りで住む級友の母で明るく話し好きな花田福子(72歳。宮本信子役)と出会います。津屋崎漁港や干潟など福子の様々な思い出の場所へ連れ回されて恋愛談や苦労話を聞かされ、「恋の浦」海岸の絶景=写真①=や人情に魅せられ、生きる力と喜びを感じて「ここが自分の古里だ」と確信。そして、福子の人生を聞き書きして綴った本・「ここにある幸せ」=写真②=を贈り、東京での同棲相手で愛想をつかされた恋人・高梨千恵子(中村映里子役)を呼んで「恋の浦」の絶景を見せ、「素敵でしょう。いい所でしょう。気に入った?」と自慢し、「うん」と同意を得るシーンで終わる感動ドラマになっています。

 

写真②:主人公の立川浩幸が花田福子に贈った福子の人生を聞き書きした本・「ここにある幸せ」の表紙

  この終わりのシーンで流れるテーマソング『ここにある幸せ』(竹中あこ作詞・歌、大森俊之作曲)も、ドラマのイメージにぴったりの感じでした。 

 「自分の人生には何も無い」と生きる目的を見出せなくて悩む浩幸は、東京から戻って半年後に肺炎で亡くなったという級友が福子に「浩幸君は、すごいよ。お話を作るのがうまい。きっと小説家になる」と言っていたと聞かされます。福子から「生きるのがうまくいかないのなら、ここから行き直せばよか」と励まされ、福子の人生を聞き書きした本のプレゼントを思い立ちました。「自分の得意なこと、やりたいことは何なのか」に気付いた浩幸の想いに、私もhttp://blog.goo.ne.jp/magpie03/e/1a7949ce9e8d34b851afc4027cf0c7f4">「本当にやりたいことは」を作詞した時の気持ちが重なりました。2011年に1番から4番まで作った歌謡詩で、1番は次の通りです。

 

本当にやりたいことは 何なのか

自分がやりたいことは 何なのか

子供のころに楽しかったこと

これまで得意だったこと

わくわくすること 生き生きすること

それが自分に納得できること

それをやったら喜ばれること

本当にやりたいことをやればいい

 

 浩幸のように悩める若者に、

〈これまで得意だったこと

わくわくすること 生き生きすること

それが自分に納得できること

それをやったら喜ばれること〉

を見つめ直し、前向きに生きる道を見つけてほしいと思います。

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〈催事〉0327:『ここにある幸せ』今夜放映

2015-01-16 06:47:09 | 行楽催事

 写真①:「福岡発地域ドラマ」・『ここにある幸せ』(津屋崎物語)のPR看板

       =福岡市中央区天神の「ソラリアプラザ」1階で、2015年1月12日撮影

今夜、ゴールデンアワーで放映です

NHK福岡放送局の福岡発地域ドラマ・『ここにある幸せ』

  NHK福岡放送局が制作した平成26年度「福岡発地域ドラマ」・『ここにある幸せ』(津屋崎物語)が、きょう1月16日(金)午後7時30分から総合テレビ(九州沖縄ブロック)で放映されます。お楽しみに!

 NHK福岡放送局では12日、福岡市中央区天神の「ソラリアプラザ」1階でPRイベント=写真①=を開催、ドラマの主演女優・宮本信子(花田福子役)さんのトークショーを行い、同夜のローカルテレビでその模様を放送。

 そのせいか、福子が独りで住む古民家に設定され、ドラマ撮影の主舞台となった「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」(福津市津屋崎4丁目)には、展示されている福子が主人公松田翔太(立川浩幸役)と出会い、「津屋崎漁港」岸壁を歩くシーンなど見所の写真を見たり、撮影の様子を訪ねる観光客が相次いでいます。15日は、私の大学時代の先輩が奥様と『藍の家』を訪れ、「津屋崎千軒 海とまちなみの会」の観光ボランティアガイドとして町歩き案内しました。

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〈催事〉0326:「水彩画を楽しむ三人展」

2015-01-14 22:21:32 | 行楽催事

 

写真①:「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」前に立てられた「水彩画を楽しむ三人展」の案内表示

     =福津市津屋崎4丁目で、2015年1月14日撮影

 

『藍の家』で記念の写真、「津屋崎千軒古民家」などで水彩画展示始まる 

NHK福岡放送局の福岡発地域ドラマ・『ここにある幸せ

  NHK福岡放送局が制作した平成26年度「福岡発地域ドラマ」・『ここにある幸せ』(津屋崎物語)記念の写真・水彩画の展示=写真①=が1月14日、福津市津屋崎4丁目の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」や、近くの市営「津屋崎千軒古民家」と「ゲストハウス旧河野邸」で始まりました。2月4日までで、入場無料。

  『藍の家』1階には、平成26年10月に津屋崎で撮影されたドラマで主演の松田翔太(立川浩幸役)が、『藍の家』で宮本信子(花田福子役)と出会い、「津屋崎漁港」岸壁を歩くシーンなど見所の写真=写真②=を展示。「津屋崎千軒古民家」と「ゲストハウス旧河野邸」では、『藍の家』ゆかりの画家3人が町並みや「津屋崎干潟」などを描いた「水彩画を楽しむ三人展」の作品が飾られています。ドラマ『ここにある幸せ』が、16日(金)午後7時30分から総合テレビ(九州沖縄ブロック)で放映されるのを知った観光客らが、この日朝から『藍の家』ら3会場を観覧に訪れていました。

 

写真②:1階座敷に展示された『ここにある幸せ』で主演の松田翔太宮本信子の見所写真

     =『藍の家』」で、14日撮影

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〈催事〉0325:『ここにある幸せ』のテーマソング

2015-01-13 09:16:21 | 行楽催事

 

写真①:『ここにある幸せ』のテーマソングを歌う歌手の竹中あこさん(中央)

         =福岡市中央区・天神の「ソラリアプラザ」1階で、2015年1月12日午後1時35分撮影

 

ここにある幸せ』のテーマソング

福岡市でのイベントで歌手竹中あこさんが披露

  NHK福岡放送局制作の平成26年度「福岡発地域ドラマ」・『ここにある幸せ』(津屋崎物語)のテーマソングを1月12日午後、初めて聴きました。福岡市中央区天神の「ソラリアプラザ」1階特設舞台で開かれたPRイベント・「福岡発地域ドラマ『ここにある幸せ』inソラリアプラザ」に、福津市津屋崎から見物に行き、16日(金)午後7時30分から総合テレビ(九州沖縄ブロック)で放映されるこのドラマの予備知識が得られました。

  午後1時20分から開催されたコンサートで、歌手の竹中あこさんが津屋崎を訪ねて自ら作詞したドラマのテーマソングを披露=写真①=。作曲は夫で、NHK「おかあさんといっしょ」や、「新世紀エヴァンゲリオン」など人気アニメ・CMの楽曲制作で知られる大森俊之(としゆき)さん。なかなか良い曲でしたよ。

 

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2015年1月13日/〈津屋崎の四季〉1062:田園の朝

2015-01-13 08:23:54 | 風物

 

写真①:朝日が射す田んぼに降りたカルガモの群れ

     =福津市末広で、2015年1月11日午前10時20分撮影

 

冬の朝日を浴びながら

津屋崎の田園に群れるカルガモ

  福津市末広の田んぼは、野鳥たちの冬のえさ場になっています。

  1月11日、カルガモの群れが朝日を浴びながら田んぼに勢ぞろいしていました=写真①=。間もなく、下向きに歩き出し、えさ探しに懸命の様子に=写真②=。田んぼで落ち穂拾い?

 

写真②:田んぼで落ち穂拾い? のカルガモたち

         =福津市末広で、11日午前10時20分撮影

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〈催事〉0324:『ここにある幸せ』トークショー

2015-01-12 20:01:37 | 行楽催事

 

写真①:福岡市・天神の「ソラリアプラザ」で開催の宮本信子さん(左端)のトークショー

 

ここにある幸せ』主演の宮本信子さん

トークショーでテレビ・ドラマ放映をPR

  NHK福岡放送局制作の平成26年度「福岡発地域ドラマ」・『ここにある幸せ』(津屋崎物語)が総合テレビ(九州沖縄ブロック)で1月16日(金)午後7時30分から放映されるのをPRしようと、福岡市中央区天神の「ソラリアプラザ」で12日午後、主演女優の宮本信子(花田福子役)さんのトークショー=写真①=があり、同6時50分からのローカルテレビでその模様が放送されました。

  トークショーは、この日午前10時から「ソラリアプラザ」1階特設舞台で行われたPRイベント・「福岡発地域ドラマ『ここにある幸せ』inソラリアプラザ」(入場無料)の目玉で、会場は多くの観客でいっぱいに。宮本さんは、ドラマの撮影舞台となった福津市津屋崎について「とても静かな時間が流れていて、楽しく撮影できました」と気に入った口ぶり。「しっかり芝居したつもりです。トークショーにたくさんの方に来ていただき、お礼申し上げます。もう何も言うことなかと」と博多弁を交えて話して会場を沸かせ、テレビ・ドラマを「ぜひご覧ください」とPRしていました。

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2015年1月12日/〈貝寄せの浜・「貝寄せ館」物語〉090:貝の名

2015-01-12 04:52:59 | 「貝寄せ館」物語

写真①:エゾボラ

     =福津市津屋崎3丁目-18-16の「貝寄せ館」で、2015年1月8日撮影

 

貝寄せの浜・〈貝寄せ館〉物語 90

:寄贈貝殻の名前判明

 

大神さん寄贈の貝殻の名前

「エゾボラ」と「フジダカサソリ貝」が判明

 福津市津屋崎3丁目の大神喜四郎さん(平成23年に84歳で死去)の妻芳枝さんから平成26年12月5日、「津屋崎千軒 海とまちなみの会」の観光ガイド拠点事務所・「貝寄せ館」(同市津屋崎3丁目)に寄贈された貝殻39点の中にエゾボラ=写真①=と、フジダカサソリ貝=写真②=が含まれていることが、海産貝類に詳しい同会員の大賀康子さんの調べで分かりました。

  

写真②:フジダカサソリ貝

     =「貝寄せ館」で、8日撮影

  この貝殻は、大神さんの友人の船員が、南方を航海して収集したのを大神さんがもらっていたものです。エゾボラは北海道以北産。螺旋状の塔が高く、表面に鰭(ひれ)状の縦襞(ひだ)があります。フジダカサソリ貝は南方産で、とがった〝足〟があるのが特徴。

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〈催事〉0323:『ここにある幸せ』PRイベント

2015-01-11 07:07:46 | 行楽催事

 

写真①:ドラマ『ここにある幸せ』で主演の宮本信子(花田福子役)さん

 

ここにある幸せ』主演の宮本信子さん

12日、福岡市・「ソラリアプラザ」でトークショー

  NHK福岡放送局制作の平成26年度「福岡発地域ドラマ」・『ここにある幸せ』(津屋崎物語)が総合テレビ(九州沖縄ブロック)で1月16日(金)午後7時30分から放映されるのを前に10日、エキストラ出演した福津市民ら関係者を招待した試写会が撮影の主舞台になった「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」で行われました。12日午前10時からは福岡市中央区天神の「ソラリアプラザ」でPRイベント(入場無料)も開催されます。

  PRイベント・「福岡発地域ドラマ『ここにある幸せ』inソラリアプラザ」では、1階のイベントスペースに平成26年10月に福津市津屋崎で行われたドラマのロケ写真や、藍染めをはじめ津屋崎の特産品を午後4時まで展示。午後2時から3時までは、特設ステージで主演の宮本信子(花田福子役)さん=写真①=が人生に悩む主人公の松田翔太(立川浩幸役)さんと『藍の家』で出会い、生きる力を取り戻させるまでのドラマの見所や撮影秘話を語るトーク・ショーも行われます。このほか、午前10時30分からと午後1時20分からの2回、歌手の竹中あこさんがドラマのテーマソングを歌うコンサートも開かれれます。

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〈催事〉0322:サタデー・トーク

2015-01-10 10:16:12 | 行楽催事

 

写真①:ドラマの舞台・〝津屋崎〟について語る『ここにある幸せ』の脚本家岡田惠和さん

 

ここにある幸せ』の脚本家・岡田惠和さん

ドラマの舞台・〝津屋崎〟の印象を語る

  NHK総合テレビ(九州沖縄ブロック)で1月16日(金)午後7時30分から放映される福岡放送局制作の平成26年度「福岡発地域ドラマ」・『ここにある幸せ』(津屋崎物語)の脚本家岡田惠和(よしかず)さんのインタビューが、10日午前7時40分からのローカル番組・「サタデー・トーク」で放送されました=写真①=。 

 岡田さんは、ドラマの舞台になった福津市・〈津屋崎千軒〉の町並みを取材し、その魅力について「開放的で、受け入れてもらえる感じ。町を歩いていると、子供たちから挨拶される」と、古里に帰ったような好印象を受けたという。

  ドラマ『ここにある幸せ』で伝えたいことについては、「幸せは、身近なところにあるのでは、と感じてもらえれば」と話していました。 

 岡田さんは1959年生まれで、東京都出身。NHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」や、「おひさま」の脚本家で知られています。

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〈催事〉0321:津屋崎の印象

2015-01-09 23:03:43 | 行楽催事

 

写真①:「津屋崎の印象」を語る『ここにある幸せ』主演の松田翔太宮本信子

 ここにある幸せ』主演の松田翔太宮本信子

撮影舞台の津屋崎に好印象と番宣で語る

  NHK福岡放送局制作の平成26年度「福岡発地域ドラマ」・『ここにある幸せ』(津屋崎物語)が、1月16日(金)午後7時30分から総合テレビ(九州沖縄ブロック)で放映されるのを前に9日、同テレビのローカル番組でドラマの舞台になった福津市・〈津屋崎千軒〉の町並みの魅力が、主演の松田翔太(立川浩幸役)と、宮本信子(花田福子役)の「津屋崎の印象」インタビュー=写真①=で放送されました。

  この日午前11時30分からの「はっけんTV 松田翔太のここにある幸せ!」と、午後6時30分からの「熱烈発信福岡」=写真②=の二つの番組。『ここにある幸せ』の主人公・松田翔太と、宮本信子は、「津屋崎の印象」について「路地がくねくねとして迷路のよう」「道に迷って帰れなくなった」など好印象を抱いた様子を語りました。

  

写真②:ローカル番組「熱烈発信福岡」で放映されたドラマ『ここにある幸せ』の宣伝

  宮本信子が住むドラマの古民家に設定された明治34年建築の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」(福津市津屋崎4丁目)について、主演の二人は「家の中を通り抜ける風が気持ちよく、気がいい」、「昔はこんな暮らしだったなと懐かしく感じる」と話していました。

  名探偵浅見光彦が活躍するミステリー小説・『化生の海』で津屋崎を舞台に選んだ作家の内田康夫さんも、津屋崎について〈昔は海上交通の要衝で『津屋崎千軒』といわれるほど繁盛していた〉、〈小さな港町。玄界灘に面した、とてもきれいなところ〉と浅見の母雪江に小説の中で語らせています。平成16年に津屋崎を訪れた内田さんは「津屋崎はとても大好きな町の一つ。小さな路地がたくさんあって素敵だ。古さを大事にしてほしい」と話したという。

  どうやら「迷路のような、小さな路地がたくさんある」のが、津屋崎の魅力のようです。そして、古民家を抜ける風や町並みの気がいいのが外から来る人たちを惹き付けるのだと分かりました。私たち〈津屋崎千軒人〉は、この魅力を誇りに、そして大事に守り育てていきたいですね。

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