写真①:海岸に整備された「北斗の水くみ海浜公園」
=宗像市江口で、2013年8月11日午前10時45分撮影
天体ショーや〝幸福の鐘〟が楽しめる新スポット
宗像市・「北斗の水くみ海浜公園」へ行ってみませんか
宗像市江口の海岸に8月3日オープンした「北斗の水くみ海浜公園」=写真①=に11日、家族で行ってきました。
水平線近くに現れた北斗七星のひしゃくが、時季によって海水をくんでいるかのように見える「北斗の水くみ」と呼ばれる天体現象が観望できるスポットとして、宗像市が釣川右岸にある「道の駅むなかた」西側の海岸に約8百平方㍍の海浜公園を総工費約8千万円で整備。屋上が玄界灘に浮かぶ大島や地島が遠望できる展望テラスになっている鉄筋コンクリートの建物のほか、無料駐車場(50台収容)=写真②=やトイレもあります。
写真②:展望テラスの建物の西側にある駐車場(向こう正面に見えるのは大島)
展望テラスから遠望できる大島・宗像大社中津宮に残る七夕伝説にちなみ、織姫と彦星が年に一度幸せな時を過ごす中津宮に向かって鐘を打つと、二人のように未来永劫の幸福が訪れるとされる〝幸せの鐘〟=写真③=も設けられています。
写真③:中津宮に向かって鐘を打つと未来永劫の幸福が訪れるという〝幸せの鐘〟
「北斗の水くみ」は、北に玄界灘がある北緯34度の宗像市や北九州市、福岡県岡垣町など限られた地域で、9~11月の夜にしか観望できない天体ショーという。