吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2007年1月27日/〈津屋崎の四季〉049・宮地嶽神社「奥之宮八社めぐり」の続き

2007-01-27 03:58:35 | 風物
 1週間前の1月20日、宮地嶽神社(福津市宮司)の「奥之宮八社めぐり」 を紹介した続きです。八社の参拝を兼ねた〝境内ハイキング〟の参考にして下さい。

 宮地嶽神社境内の奥に鎮座する八社のうち、恋をかなえるという六番社・「濡髪大明神」の西側に、〈陰陽石〉=写真①=があります。注連縄が張られた陽石の東隣に、陰石が鎮座。〈陰陽石〉の両脇にある二つの立て札には、「子孫繁栄 祓除災厄 陰陽石」、「夫婦円満 和合守 和合みくじ ◎社務所で授与しています」と書かれていました。


写真①:「子孫繁栄 祓除災厄」、「夫婦円満」の立て札が両脇にある〈陰陽石〉
     =福津市宮司の宮地嶽神社奥之宮で、2007年1月17日午後1時39分撮影

 かまどと火除けの神とされる七番社・「三宝大荒神」の拝殿前には、〈お焚きあげかまど〉=写真②=が設けてあります。そばの立て札には「一心に願いを込めて特別の祈祷線香をかまどに焼(く)べると願い事が成就されると云われております。初穂料一本六〇円」と書かれています。かまどの下を見ると、線香を焼くロウソクが1本、炎を揺らしていました。


写真②:祈祷線香をかまどにくべると願い事が叶うという〈お焚きあげかまど〉
     =宮地嶽神社奥之宮で、07年1月18日午前9時55分撮影

 「三宝大荒神」」拝殿の西側に、なぜか〈水神様〉の小さな社があります。「三宝大荒神」は、その名のとおり荒々しい火の神様で、火伏せの霊力があることから、古来〈かまど〉の近くに祀られてきています。今では、台所の神様として広く信仰され、〈三宝〉とは日常生活に欠かせない火・土・水ともいわれることから、そばに水神様がお祀りされているのでしょうか。西隣にある奥之宮稲荷神社社務所の若い女性に、水神様が鎮座されている理由を尋ねましたが、「さあ?」と、首を傾げられてしまいました。


写真③:社の前に彫刻の龍の口から水が流れ出る手洗いがある〈水神様〉
     =宮地嶽神社「奥之宮八社」で、07年1月18日午前9時54分撮影

宮地嶽神社(福岡県福津市宮司):◆交通アクセス=〔電車・バスで〕西鉄宮地岳線宮地岳駅下車、徒歩10分。JR鹿児島線福間駅下車、西鉄バス津屋崎橋行きか、神湊波止場行きで10分の「宮地岳宮前」で下車し、徒歩5分〔車で〕九州自動車道古賀インターから約20分。駐車台数1200台。問い合わせは、宮地嶽神社(0940-52-0016)へ。

宮地嶽神社「奥之宮八社」
   宮地嶽神社「奥之宮八社」の位置図
      (ピンが立っているところ)
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