吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

〈催事〉0375:「新原・奴山古墳群」巡り続報

2015-08-10 16:19:39 | 行楽催事

  

写真①:草がきれいに刈り取られて歩きやすくなった「22号墳」へ通じる歩道

      =福津市奴山の国指定史跡「新原・奴山古墳群」で、2015年8月10日撮影

 

「新原・奴山古墳群」巡り 続報

歩道の草が刈られ、歩きやすくなりました

  8月8日掲載の〈催事〉0373:「新原・奴山古墳群」巡り ⑨まとめで、福津市奴山の国指定史跡「新原・奴山古墳群」について「最寄りの駐車場やトイレ、休憩所はなく、観光客が訪れるには受け入れ体制が十分ではありません。マムシが潜む危険な歩道の草刈りなど環境整備が、急務といえるでしょう」とリポートしていましたが、10日に同古墳群を再訪したところ、歩道の草が刈られていました。歩きやすくなり、良かったです。

  「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の「新原・奴山古墳群」中で最大の全長80㍍の前方後円墳の「22号墳」へ通じる歩道も、草がきれいに刈り取られ、歩きやすい状態に=写真①=。海岸沿いにある宗像氏一族の古墳41基の中では古い5世紀前半の築造で、周りに溝を掘ったうえ堤防が築かれ、墳丘上には円筒埴輪が立てられていました。古墳の規模から古代豪族・宗像氏の首長墓と考えられています。

  「22号墳」入り口には、福津市奴山にある日本最初の裁縫の神様・「縫殿(ぬいどの)神社」の古宮跡の石の鳥居が立っており、7月29日に鳥居を潜って墳丘上に通じる道へ足を踏み入れようとしましたが、その先が雑草に覆われてマムシが潜んでいそうなのであきらめました。この日は、雑草が除去されていたので石段を上って墳丘に足を踏み入れると、中央にある石祠に「縫殿宮」と刻まれた石の扁額が立てかけられていました=写真②=。

 

写真②:石祠に立てかけられた「縫殿宮」の石の扁額

  「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」が、2017年(平成29年)のユネスコ世界遺産登録の日本の推薦候補に選定され、一躍注目されている「新原・奴山古墳群」の歩道整備の拡充や、駐車場、休憩所、古墳巡り案内板の設置など見学者の受け入れ体制が早急に進められるよう期待したい。

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