写真①:「新堤池」から見た津屋崎海岸方向の夕陽と雲
=福津市在自で、2006年12月2日午後4時48分撮影
22日の「冬至」が近づきました。二十四節気の一つで、一年中で昼が一番短く、夜が一番長くなる日。この日には「ゆず湯」に入って体を芯から温めたいと思うほど、福岡地方も一段と寒くなってきました。福津市で深まる冬景色をカメラで追ってみました。
12月2日夕方、在自の「新堤池」土手から見た津屋崎海岸方向に雲間から夕陽が地上に射しこんでいました=写真①=。冬の日差しながら、暖かく感じました。
勝浦塩浜で12月12日正午過ぎ、クロガネモチ(モチノキ科)の樹上で見かけたコサギ(サギ科)=写真②=。純白の羽毛が、真っ赤な木の実に包まれたように映えていました。
写真②:クロガネモチの真っ赤な木の実に囲まれ、純白の羽毛が映えるコサギ
=勝浦塩浜で、06年12月12日午後0時16分撮影
新東区では12月13日朝、雨にけぶる在自山が山肌をくっきりと浮かび上がらせていました。住宅に囲まれた野菜畑のカリフラワー(アブラナ科)の青い葉も、だいぶ大きく伸びてきたようです=写真③=。
写真③:雨にけぶる在自山と青々としたカリフラワーの畑(手前)
=新東区で、12月13日午前8時52分撮影
12月13日午前、渡の「津屋崎干潟」西岸の電柱に止まったミサゴ(タカ科)の背景が、ハゼの紅葉で赤く染まったようでした=写真④=。ミサゴの頭から腹にかけての白い羽毛も、一層際立って見えました。
写真④:ハゼの紅葉を背に、「津屋崎干潟」西岸の電柱に止まるミサゴ
=渡で、12月13日午前10時23分撮影
在自の「名呑池(なのみいけ)」南側の土手では12月16日朝、ヒヨドリ(ヒヨドリ科)たちに突かれていた柿の実が残り少なくなっていました=写真⑤=。
写真⑤:ヒヨドリたちに突かれて残り少なくなった柿の実
=在自の「名呑池」南側の土手で、12月16日午前8時02分撮影
在自の農道北側の用水路では12月15日午前、キセキレイ(セキレイ科)が餌を探して歩いていました。用水路のコンクリート堰堤を覆う草も冬枯れしています。用水路の水が青く映えてキセキレイの神秘的な散歩道のように思えました=写真⑥=。
写真⑥:青く神秘的に映える農業用水路を歩くキセキレイ
=在自で、12月15日午前11時51分撮影